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◆◇◆ オイル・プリングのすすめ ◆◇◆ 540号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
月曜日、スコットランド旅行から帰ってきました。スコットランドではオーツ麦が
常食されているようで、オーツ麦ビスケットがたくさん売られてました(グルテンフ
リー製品でもあるようで、お土産にたくさん買ってきました!)
スコットランドではこんな小話があるそうですよ。
イギリス人『イギリスでは、馬しか食べないオーツ麦を、スコットランドでは人が
食べているなんて、なんと貧しいところなんだろう』
スコットランド人『だからイギリスでは名馬が育ち、スコットランドでは優秀な人が
育つんですよ』
私のオートミールブームはまだまだ続いています。朝はパンという家庭も多いと思い
ますが、小麦はアレルギーを引き起こしやすいので、特に小さな子供さんはパン食か
らオートミール食、いいと思いますよ。消化もしやすいですし・・・。
オートミールを常備食に
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私の周りには健康オタクが実に多いんですが、複数の友人に『これはいいよ!』と
大絶賛で勧められたのが、オイルで口をすすぐ、というオイルプリング。
やり方はとても簡単。
起床後、朝食前の15~20分間、大匙1杯ほどの植物オイルを口に入れ、クチュクチュ
と口の中でオイルを動かすだけ。
クチュクチュとオイルを口の中、歯の間全体にいきわたるように動かす、というのが
重要で、せっかちの私はつい5分程度で吐き出しちゃうこともあるんですが、毎日欠
かさず続けている友人によると、歯の間の汚れが取れるし、なにより歯が白くなって
きたそうです。
このオイル・プリング、歯や歯茎の健康度を上げたり虫歯の予防になるだけでなく、
その高い解毒効果により、関節炎や心臓病を含む様々な体調不調を緩和する効果が
期待できるんだとか。
オイルマッサージも皮膚から吸収されたオイルが体内に溜まった油性の毒素を溶かし
込んで洗い流してくれますが、オイルプリングも、口の中に存在する、油に溶けやす
い細菌や毒素、有害物質をからめとって洗い流してくれるんですね。
~以下、オイル・プリング情報です。このサイトから一部抜粋~
『...オイル・プリングの根源は、アーユルヴェーダ医学のプラクティスであるオイル
うがいに遡ります。今日私たちが知っているようなオイル・プリングは、F.カラチ
博士によってメリーランド州で1992年に導入されました。カラチ博士はオイル・
プリングは心臓病や消化器のトラブルからホルモン障害に至るまでの様々な病気を
治すことができると主張しました。
彼はオイル・プリングが彼の15年間の慢性血液疾患を癒し、苦痛でベッドに寝たき
りだった彼の関節炎を、3日で癒したと言いました。彼は、彼の診療でこの方法を
用い、偉大な成功を収めました。
カラチ博士のオイル・プリングの方法は口の中で、植物油でうがいしないで、動き回
すことで構成されています。油を押したり引いたり15~20分間、歯間を通して
油を引くことによって、口の中で「働き」ます。それを、空腹時に1日1~3回行い
ます。
ベストタイムは、午前中、朝食を食べる前にですが、どの食事の前にも行うことが
できます。使用した油は捨て、口は水ですすぎます。油は、細菌、毒素、膿、粘液で
一杯のため、飲み込んではいけません。(中略)
これ程シンプルなことですがオイル・プリングは非常に強力な解毒効果があります。
私たちの口は細菌、ウイルス、真菌および他の寄生虫およびそれら数十億の毒素の
棲み家です。カンジダや連鎖球菌は、私たちの口内の共通の居住者です。
これらタイプの細菌やその毒性廃棄物が、歯周病及び虫歯の原因となり、関節炎、
心臓病を含む他の多くの健康上の問題に貢献しています。私たちの免疫システムは、
常にこれらのトラブルメーカーと戦っています。私たちの免疫システムに過負荷や
過度のストレス、貧しい食生活、環境有害物質などによって大きな負担になれば、
これらの生物は、体全体に広がることができ、二次感染や慢性炎症を引き起こし、
数々の健康上の問題につながります。
オイル・プリングは私が今まで自然療法の医師としての私のキャリアの中で経験して
いる解毒と治癒の最も注目すべき方法の一つです。これは、30日まで継続する数多く
のジュース断食を含む数々のデトックスが治すことができなかった、私の慢性の皮膚
の問題を克服するのを助けました。(以下略)』
オイル・プリングに使用する油は植物油であれば何でもいいようです(ただし、エク
ストラ・バージンオリーブオイルは少し刺激が強すぎるかもしれません)。
いろんな油で試した友人によると、なかでも朝はひまし油でのオイル・プリングが
最高で、彼女は毎朝、ひまし油で口をゆすぎ、午後以降はゴマ油など、通常家庭に
置いてある植物油でやっているそうです。
*ということで、私自身も毎朝のひまし油オイル・プリング開始しています!
大匙1杯とはいえ、最終的には油を口から出すことになるので、そのまま洗面所に
吐き出さず、新聞紙などに吐き出して、燃えるゴミにすると安心です。友人は1日
何度もオイル・プリングをやるために、専用のポットを用意し、夜まとめて処理して
いるそうです。
ついでにいうと、ひまし油でのオイル・プリングのあとは、重曹を溶かしたお水を
ポットに用意しておいて、それで口をすすぐと口の中がさっぱりします。
ケイシーは、ひまし油湿布のあとは重曹でふき取ることを、さらに歯には重曹と塩に
よる歯磨きを推奨していますから、ひまし油オイル・プリングのあとに重曹を使うの
は、Wで納得です!
お中元などで、うっかりサラダ油など大量生産された、ちょっと料理には使いたく
ないなぁという食用油をいただいてしまったとき、このオイル・プリング用オイルに
してしまえば、オイルも無駄にならず一石二鳥かも。
私はいつも1リットルサイズでひまし油を購入しているため、あの巨大ボトルから
大匙にオイルを出すのはちょっと大変。ハニーピッチャーが活躍しますよ!
ついでに、ひまし油を使った健康・美容情報を2つ
1)メイク落としにひまし油!
先日、プロのメイクさんにメイクをしてもらう機会があったんですが、彼女がメイク
落としに使っていたのが、なんとひまし油!
スポイト式のボトルにひまし油を入れておき、手のひらに適量垂らしたあと、掌で
しばらく温めてから顔をマッサージ。その後、事前にボトルに作っておいたクレイ
溶液(クレイを溶かしたお水)でオイルを洗い流しました。
彼女によると、クレンジングは『ひまし油マッサージ→クレイ溶液で洗顔』が現時点
で最高の組み合わせなんだとか。
プロのメイクさんなので、不特定多数の人にメイクをするわけですが、クライアント
さんにも大好評と聞いて、なんだかとっても嬉しい私でした。
2)鼻うがいにひまし油
鼻うがいを毎日の習慣にするといいですよ~と勧めて下さったのは、テンプルインタ
ビューの第1回ゲスト小田真嘉さん。
とはいえ、鼻に塩水を入れるというのがなんとも勇気がなく、自分で実際にやって
みたのは、お話を聞いて実に半年後。それからも毎日、ということではなく、風邪に
なりそうなときくらいにしかやっていないのですが、お客様に、さらに上手が...!
なんとその方は、ひまし油で鼻うがいをされていました...!
あのねっとりとしたひまし油を鼻ですすり上げるという行為、いまだに私は試せて
いないのですが、空気の悪い場所に行ったあとひまし油鼻うがいをすると、黒っぽく
変色したひまし油が口から出てくるそうですよ~。
勇気のある方は、ぜひ試してみて下さい(でも最初は塩水での鼻うがいを試してみて
下さいね~)
小田さんのインタビュー(インタビューには鼻うがいについてのお話はありません)
塩を使った鼻うがいのやり方
ひまし油
*テンプルではひまし油は化粧油として販売をしています。口に入れたり鼻に入れる
場合には、個人の責任においてご使用下さい。
大地と海の歯磨き粉
泥パック/クレイ
スポイト式ボトル
それではまた!
(有)テンプルビューティフル メルマガ540号 2014年06月20日配信