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◆◇◆ ケイシー流・フォーエバーヤング（精神編） ◆◇◆ 426号
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先日、アメリカのグラディス・マクギャレイ医学博士から「今年の６月、バージニア
ビーチのＡＲＥで講演をする。その時、ナオコと会えたら嬉しいんだけど・・・」と
メールが届きました。
私は、グラディス博士からのお誘いは「100％ＹＥＳ」のお返事をすることにして
いますから、すぐに飛行機を手配。昨年に引き続き今年もバージニアビーチに行って
きます。他にも講演者にジョン・パガノ先生やエリック・メイン博士など、以前から
おつき合いさせていただいているドクターの名前が。今から再会が楽しみです！
グラディス博士が82才のときに書かれた本「内なるドクター」
90才の誕生日のときにお祝いに作ったyoutube画像です。
そのグラディス博士、ただいま91才(＊2012年当時）。
日本にお招きしたのが博士80才のとき。
80才というご高齢で日本という遙か遠い国からの講演依頼のオファーを受け、さらに
狭苦しいエコノミークラスでＯＫという、その気力と体力に私は感嘆したものです
が、90才を超えても、アメリカのみならず、海外での講演会も受けているとのこと。
素晴らしいご活躍ぶり。
博士はもうすっかりシワだらけですし、背中も少し前屈みになっていますから、
見た目はやはり「おばあちゃん」。
が、80才を過ぎても、90才を過ぎても、次々と新しいことにチャレンジするその姿勢
と好奇心は若いときのまま。
そして、後でご紹介するケイシーのリーディングにもありますが、博士のシワは老い
ではなく「円熟」のしるし。「このシワを作るのに長い年月がかかったんだから」と
以前おっしゃっていましたが、博士は人に安心感と安らぎを感じさせる美しいシワを
顔に刻んでいらっしゃいます。
「この年齢になったら、もう少し人生が落ち着くかと思っていたら、相変わらず
忙しい」とメールに書いてありましたが、博士ご自身の「老後」は当分おあずけの
ようです・・・。
日本でも、日野原重明先生が100才を超えてもなお、現役医師としてご活躍中なのは
ご存じのとおり。
しかし、グラディス博士や日野原先生だけではなく、見渡せば、80代、90代で元気に
毎日を送っている方はたくさんいらっしゃいます。
父が亡くなったあと、納骨や墓参りに何度か父の故郷に足を運びましたが、そこには
父の幼なじみの皆さん（当時80才半ば）が、まだまだ現役で田畑の仕事に精を出して
いました。肌の色つやもよく、声も表情も力強い！
50代、60代のうちにすっかり老け込み「老人」となっている人がいる一方で、年齢の
数は重ねども、心も身体もずっと若い人がいる。
いったい年齢の限界って何でしょうね。どうしたら、いつまでもやりたいことが
でき、しかも若々しさを保つことができるんでしょうね。
今回は、そのことをテーマにリーディングを調べてみました。
老いること、いつまでも若々しくいることについて、ケイシーに質問を投げかけた人
は何人もいました。
いつまでも元気でいるために、まず「人のために何かをすることである」とケイシー
は、はっきり述べています。
Ｑ）老いて孤独になる不安をどうすれば克服できますか？
Ａ）「外に出て、誰か他の人のために何かをすることである。あなた自身のことは
すっかり忘れ、自分で自分のことができない人のために、彼らを幸せにすることで
ある」5226-1
Ｑ）私はどんな趣味をもったら良いですか？
Ａ）「むしろ、誰か他人を助けることを趣味とすると良い。戸外で花いじりすること
もあなたの趣味として良いだろう。しかし、自分で自分のことが出来ない人のために
毎日何か良いことをするように計画せよ。病気で引きこもっている人の話し相手に
なるだけでも、あなた自身のためになる。それを実行せよ」5226-1
部屋に閉じこもってテレビばかりを見る生活は、すぐに年をとってしまう生き方で
あるということですね。
では、どれくらい人は長く生きられるのでしょうか？
Ｑ）今回の人生は長生きできますか？
Ａ「人生を建設的に使うかぎり、望むだけ長生きできるであろう」2326-1
Ｑ）いまやっている仕事をあとどれくらい長く続けることができるでしょうか？
Ａ）「どれくらい長くあなたは続けたいと願っているのか？ あなたがここから
いなくなったなら、誰か他の人がその仕事をしてくれるであろう。しかし、そんな
ことで心を煩わせるな。何故なら、あなたが望んでいる限り、そして他の人のために
良きことをしている限り、あなたは長く生きられるのだから」5223-1
そして、若くいるためには、廻りの人たちに優しく、愛に溢れていること。
Ｑ）老後のために何を準備したらいいでしょうか？
Ａ）「現在のために備えることによってである。 汝は年齢から円熟のみを受け取
れ。なぜなら人は、その心と目的が若ければいつまでも若いからだ。 優しくあれ。
友好的であれ。若々しくありたいなら、愛に溢れておれ」3420-1
私はもう年だから、何もできない。何かしても仕方ないと思ってしまいがちです。
たしかに、肉体的に出来ないことは増えてくるかもしれません。
でも、今の人生は来世にとっては「過去世」。いまの自分の生き方が自分の来世を
満ち足りたものにすると思えば、まだまだ取り組むべきことはありますよね。
こんなリーディングを見つけました。
「父祖の咎（とが）は三代、四代の子孫、さらには十代にまで及ぶ」とある。
これは、通常考えられているような、子孫の肉体機能にのみ結果が現れるという言葉
ではない。
このメッセージの本質は、本人が自分という存在の中でゆくゆくは気がつかざるを
得なくなる作用というものについて説明している。つまり、泣き、笑い、悲しみ、
そしてかんしゃく玉を破裂させることすら、何らかの作用をあなた方に及ぼして
いないだろうか？ このような活動のすべてが、あなた方自身や隣人との関係のみ
ならず、地上での来世にも影響を及ぼすのである！ 281-38
・・・ということは、むやみに怒ったり、冷酷な態度で人を傷つけると、それは今の
肉体や人間関係を傷つけるだけではなく、自分の来世をも傷つけてしまう。ブーメ
ランのように来世の自分に返ってきてしまう、ことですよね。
反対に、これからの日々を笑顔で過ごすようにし、人のために何かをしたり、優しく
接していれば、今の自分の人生を豊かにするだけではなく、来世をも豊かに変えて
いきます。
「すべての経験は成長の機会」だと知れば、 80才になっても、90才になっても成長
の機会は溢れています。
ボヤボヤしててはいられないってことですね。
・・・そうはいっても、年を重ねると、身体のメンテナンスは特に重要。
長生きしたいと望み、人のために生きるには、やはり健康であればこそ。
来週は、いつまでも若々しさを保つためのボディケアについて書きますね～。
（有）テンプルビューティフル メルマガ426号 2012年01月27日配信
