エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0383:勇気ある魂を持つ人々に

0383:勇気ある魂を持つ人々に

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   ◆◇◆   勇気ある魂を持つ人々に     ◆◇◆ 383号
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3月11日以降、私たちを取り巻く環境や生活、そして未来は、想像を絶する形で
変わってしまいました。ここ横浜でさえ、いまだ日に何度か体感地震があります。
震源地はそのたびに違いますが、あの大地震で被害に遭われた方々は、その後に起こ
る揺れの中、どのような思いで過ごしていらっしゃることか。
今の私には想像もできません。

震災当日、函館、仙台を旅行中だったため安否を心配させたスタッフ達も、お陰様で
怪我もなく無事、横浜に帰ってきました。
※仙台で地震に遭ったスタッフから聞いた「助かった理由」

ありがたいことに、震災に遭われたお客様やお取引先の方からも、電話や電気が開通
した後、無事ですよと、少しずつですがご連絡もいただいています。「あの方はどう
されているかしら?」「あのお客様のご自宅はどうだったかしら」と案じていた私
たちも、そのたびにホッとしています。

それらは、私を心の底から安堵させ、感謝で言葉もないほどです。
地震以降、首都圏は様々な面で生活が不自由になりました。節電のため近所のお店は
暗く、閉店時刻が早くなりましたし、電車の不通も増えました。

でも被災された方、避難所で過ごされている方々のことを思えば、お湯がでること、
電気がつくこと、温かい夕食を食べられること、夜、静かに眠れること、そういった
1つ1つのことが感謝であり、幸せなことであるとしみじみ感じられます。

福島原発から遠いこの地まで届いている放射能汚染のこと、これからのことで不安に
なることも事実です。

おそらく地震や原発の被害については、あと1ヶ月くらい経たないと、実際のところ
一体、何が起こったのか、今後何が起こりうるのか、その全体像が見えてこないと
思うのですが、現実問題として、1週間後、10日後の約束、スケジュールが果たして
遂行できるのか、来年になれば明るい未来を描けるのか、今はそれすら分からず決断
に迷ってしまうこともあります。

そうは言っても生きていく私たち。「それでも人生は続いていく」わけですから、
淡々と粛々と今日の日を精一杯生きていくことで未来を変えていくしかないんです
けどね。

誤解を恐れず書くなら、私は100%、輪廻転生を受け入れているので、最終的には何が
起こっても「数多くの転生の中、合計すれば何千年も生きている中には、こんな体験
もあるかもね」と思っていますし、これから始まるであろう艱難辛苦のこの時期も、
実は日本人全員に等しく与えられた「意識して魂を向上させることのできる絶好の
チャンス」なのかも、と考えたりもしています。

つまり、何回かの転生の後、ケイシーのような人に「魂の書」を紐解かれたとき、
「日本の存亡がかかっていたあの時期に、自分のことよりも、困っている人や日本の
ために力を尽くそうと努力したことで、この実体の魂は格段に進歩した」
と言われるような生き方をするか、
「日本の存亡がかかっていたあの時期に、自分のことのみに生きて他を顧みること
が無かったために、この実体の魂は後退した」
と言われるような生き方をするか・・・。
非常に分かりやすい形で選択肢が与えられていると思うのです。

おとといのツイッターで紹介したケイシーリーディングですが、
「自分が生きたことで地球を良くしようと思うなら、すべての人は為すべき義務、
役割を持つ。そして、これこそが地上におけるあなたの目的である」3481-2
ならば、
「自分が生きたことで日本を良くしようと思うなら、すべての人は為すべき義務、
役割を持つ。そして、これこそが今の日本に生まれた私たちの目的」のはずです。
もちろん、歴史に名を残すような大きなことをする必要は到底なく、
「あなたがすでに知っていることを日々に実践しなさい。何か偉大なことを成し遂げ
たり、偉大な行為をしようとか、素晴らしいことを言おうとするのではなく、ここに
少し、あそこに少し、教訓に教訓を重ね、あなたがすべき正しいことを、毎日少し
ずつ行っていくのだ」257-78
ということで十分だとは思います。

ただ、何度も繰り返してきた自分の魂の歴史の中でも、国の存亡に関わる時期に生ま
れ遭わせる、という機会はそうはないと思うのです。
日本の何千年かの歴史の単位から鑑みても、これほどまでに広大な範囲に被害が及ぶ
未曾有の地震が起こっただけではなく、たかだかいっときの「電気」を作るために、
私たちが、日本はもとより地球そのものを傷め続けていたことが明々白々となった
「いまこの時期」。

その縦糸と横糸がちょうど交差した今、まさに私たちはその日本に生きてきている。
ということは、消極的に良きことをするのではなく、誰かのため、日本のために
果たすべき役割を誰もが持っている、ということではないかと思います。
不自由な体に生まれついた人を、私たちは時に「勇気ある魂を持つ人々」だと言うこ
とがあります。

でもこの変動の時代に生まれ合わせた私たちも、同じく「勇気ある魂」を持って
生まれてきたように思います。
電気を大量に必要とする、これまで通りの生活を続けるため、自然を破壊しながら、
他のいのちを脅かしながら生きて、そして死んでいくのも1つの人生。
でも、どっちにしろ、私たちはいずれこの日本人としての生に終わりを遂げるわけ
ですから、美しい自然や、神々と調和しつつ生きてきた日本を再発見、再構築する
ために残りの人生は使いたい。
そんな気がしています。

なすべき義務、なすべき役割に気づき、自分が生きたことで日本を良くしようと
立ち上がる勇気ある魂が、いま少しずつ結集してきつつあるのを感じているのは
私だけでしょうか?
同じような内容のブログですが、3月11日は、それを気づかせてくれた大切な日
です。 →こちらから

最後に・・・
このメルマガを書き始めた時は、実は、こういうことを書く予定は全くなかったの
ですが、書いているうちに、いつの間にか、こんな文章になってしまいました。
これを書きながら、自分で自分に
「こう書いてるあなた(つまり私)自身は、どう生きていくのよ」
とか
「こんなこと書いたら、あとが大変じゃない」
と突っ込みを入れつつ書き進むことになりました。

これを送信するのも、書いた本人が、一番自分のぐうたらさを知っているがゆえに、
躊躇する思いはありますが、書いてしまったので、配信させていただきます。
それでは、また。

(有)テンプルビューティフル メルマガ383号 2011年3月25日配信

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