エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0350:瞑想、第一関門は継続なり

0350:瞑想、第一関門は継続なり

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     ◆◇◆  瞑想、第一関門は継続なり  ◆◇◆ 350号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

日、アトランティスについてのケイシーリーディングを調べていたところ、こんな
リーディングがあることを知りました。

妻のガートルードが眠れるケイシーに与えた暗示はこういうものでした。
「ケイシー自身が講演を予定しているアトランティスというテーマについて、講演で
話すべき情報を教えてほしい」

しかし、眠れるケイシーは、こう答えます。
「この人(ケイシー自身のこと)が浄化されない限り、そのような広大で深淵な
テーマはうまく扱えない」

「では、どのように浄化できるのか?」との次なるガートルードの問いかけに、
眠れるケイシーはさらに、こう答えています。
「祈りと、瞑想と、自己の浄化を通してである」

眠れるケイシーはこれ以上のリーディングを取ることを拒絶し、なんら、アトラン
ティスに関する情報を述べないまま、リーディングはあっけなく終わりました。
(364-2)

この短いリーディングに、私は2つのことで衝撃を受けました。

1つめ
これは、ケイシー55才のときのリーディングです。
ケイシーは毎年1回、旧訳から新訳までを読み通し、子供の頃には牧師になりたいと
思っていたほどですから、生涯を聖書と共に、神と共に生きた人でした。

激しく祈る人であったとも言われています。
そのケイシーに対して「浄化が足りないから教えられない」とはどういうことで
しょう・・・? 

ケイシーが、まだ「その情報を受け取るには十分ではない人間」であるならば、現在
の情報と飽食の中で生きている私たちは、いったい、どうすればいいのでしょう?

2つめ
「何かを知るためには、その前に、受け手が自身を整える必要がある」
この情報社会、私たちはえてして、単なる好奇心で物事に首を突っこんだり、他人が
知っているなら自分も知りたいという、損得勘定ごころで「教えて、教えて」といい
がちです。

しかし、このリーディングにおいては、
ケイシー自身が話し手となる講演会で、アトランティスについて話す予定なので、
何を話せばいいのか教えてほしいという、私にはしごく正当と思える依頼に対して、
情報源は、語ることを拒絶しているのです。

アトランティスという深淵なるテーマを知り、語るには、まず、リーディング依頼者
であるケイシー本人の浄化が必要であり、それなしには、正しく情報が消化できず、
まして人に伝えられる立場にはなれない。

そう、リーディングソースはいさめています(そう感じます)。

ちょうど、1ヶ月前のメジュゴリエの聖母マリアのメッセージも、浄めと断食を呼び
かけていました。

また、メジュゴリエで聖母マリアのメッセージを受けている人たちも、聖母マリアの
御出現を受けるために、断食をして身を浄め、日々の祈りを続けることでその「聖な
る場」を作り出しているのだと聞きました(ブログ参照)

今、日本は、カルチャーセンターやセミナーが流行り、にわか講師も乱立気味です。

が、特に霊的な分野については、受け手も発信者とも、心や身体、魂の準備をする
ことなしに、単なる自己満足と知識のために、安易な姿勢で「知ろう、教えよう」と
することは、結果として情報を乱し、過った場を形成する危険があるのかもしれない
と、このリーディングを読んで感じました。

さて、エドガー・ケイシーが霊的成長のために頻繁に勧めている「瞑想」。

7月は何回かに分けて、この瞑想について書いてみたいと思っているのですが、
ただ、現在の私が書けるのは「瞑想を続けることに成功した人間」としてではなく
「いつも挫折してしまう」弱い人間として・・・。

よく、瞑想について話すと、瞑想中に「考え事をしてしまう」ので、結局は瞑想では
なく「思考時間」になってしまうと多くの方が言われます。

まさに私もそうなのですが、それ以前に、瞑想を続けること、そのことすら満足に
出来ない。もう3日坊主を、数え切れないほど繰り返しているのが私です。

今の私にとって、また、ここ数年の私にとって、瞑想について一番の課題は、実は、
瞑想そのものではなく「決まった時間にその場に座ること」。

これが一番難しい!

それさえできれば、瞑想そのものは「快」に変わるのに、この「決まった時間」に
「決まった場所に座る」ことに対する、私の心と身体の拒絶力は、それはそれは
激しいのです。

ケイシーは瞑想に必要な3つの条件として
・誠実
・熱意
・持続

を述べていますが、私にはこの3つの構成要件を成就させるのが、本当に難しい。

ケイシーは、瞑想をする時間帯は、自分にとって用事のない「空いている時間」では
なく、1日の中でも神と語らうに最もふさわしい、最も良き時間から捻出するよう
に、また、昨日は朝、今日はお昼、明日は夜というふうに、てんでバラバラの時間
ではなく、毎日決まった時間に持つようにと言っています。

ですから「夜11時からが瞑想時間」あるいは「朝6時からが瞑想時間」と「私にとっ
ての聖なる時間」をまず決めることから、ケイシー流の瞑想はスタートします・・。

ところが、このたった1つの約束ごと。しかも自分自身とだけではなく、神と交わ
した約束がまったく守れない。

1日だけ、あるいは3日間だけはできても、2週間、1ヶ月間続けようとすると、
大げさな表現ではなく、まさしく毎日が心の戦いとなります。

それも「瞑想時間」が近くなると、とたんに自分の心の中にある「悪魔」が心の
主導権を握りはじめ、「天使」に戦いを挑み始めるのです。

夜、早めの時間帯に決めていれば「その時間にはまだ家に帰れない」「古い友達から
ひさびさに電話が入った」「今日中の急ぎの仕事ができた」という、瞑想ができない
(いっけん)正当なる自由が発生し始め、夜、遅めの時間や早朝に設定していれば
「今日は忙しかった。明日早いから早く寝たほうがいい。もう眠い(あるいは、夜9
時頃には寝てしまって瞑想の時間になっても起きれない)。今日は疲れた」などと、
肉体的に、やはり正当な(に思える)言い訳が山のように頭の中にわき上がって
きます。

よく「3週間続けられれば習慣になる」と言われますが、単なる生活習慣ではなく、
霊的な成長を目指すための試みについては、たとえ3週間続けられても、次の3週間
には、次なる課題が生まれてきます。

※これについては、ケイシー流の「黙示録講座」をお聞きになった方や「神の探求」
を実践されている方には、あ、あのことね、と共感していただけるのではないでしょ
うか?

この心と肉の戦い。まだまだ「悪魔」が勝利することが多く、3日坊主になってしま
った回数分だけ、自己嫌悪に陥っているのですが・・・。

「瞑想中、考え事をしてしまう」ということについては、2つのことを実践すること
で、クリアできました。

とここまで書いたところで、もう今週は書くスペースが無くなってしまいました。
「ケイシー流の瞑想」については来週またあらためて。

今回のメルマガは、いかに私が瞑想が出来てないかの告白版となってしまいました。

いつかこの場で「半年続いてます! 1年続いています!」とご報告できる自分に
なれるよう、今日もまた新たな1日がスタートしていますが、もし、この「誠実・
熱意・継続」について、私はこうやったらうまくいったよ、という体験をお持ちの
方がいらっしゃれば、是非是非、この弱き小羊に教えてやってください・・・。


【新刊本のお知らせ】
『「葬られた「第二のマクガバン報告」』の続編が発刊されました。

上巻では、動物性タンパク質とガンの発症率についてのレポートが主でしたが、
この中巻では日々の食習慣と、心臓病、肥満、糖尿病、癌、自己免疫疾患、「骨・
腎臓・目・脳の病気」との因果関係についての研究レポートが紹介されています。

医療従事者の方、セラピストの方、そしてもちろん、これからの人生を健康で過ごし
たい!と思っている方には必読書だと思いますよ。

医学的な研究レポートは難しそうって思われるかもしれませんが、内容の面白さで
グイグイ本の中身に引っ張り込まれます。

『チャイナ・スタディー』3,300円
  ※追記※『葬られた「第二のマクガバン報告」』上・中・下が合本版となりました。


有)テンプルビューティフル メルマガ350号 2010年7月2日配信

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