エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0340:聖母マリアの健康法

0340:聖母マリアの健康法

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     ◆◇◆  聖母マリアの健康法   ◆◇◆ 340号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

アイスランドで発生した火山噴火の影響で、5日遅れでローマから帰国しました。
最初は、なんで火山噴火が起こる時期と重なるようにヨーロッパ旅行をする羽目に
なってしまったのかと、我が身とツアー一行の不運を嘆いたのですが、いえいえ、
この火山噴火で予定通りに帰国できなくなったこと、それこそが神の恩寵だったと
今は感じています。

メジュゴリエやアッシジのホテルで、あるいはバスの中で、光田秀(兄)による
ケイシーリーディングに基づく聖書講座や神の探求の講座が開かれました。

それまで神話のように遠かった聖書の世界が、メジュゴリエ、アッシジ、そして
ローマと旅が続くなかでグッと身近になり、ペテロもパウロも、イエスもマリアも、
そして、その他の聖書の登場人物も、私たちと同じ生身の人間としてかの地で生きて
いたんだ!聖書に書かれていたことは本当のことだったんだ! という確かな存在感
としてせまってきました。

単なる耳知識だった聖書のエッセンスが、火山噴火で帰国できなくなったローマで
5日間を過ごすうち、参加者の人生の中で少しずつモゴモゴと活動を始めた・・・
そんな気がします。

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私はクリスチャンではありませんので、教会では、イエス・キリストや聖母マリアに
ついて、どのようにお話されているのか全く知りません。
聖書の知識もそれほどありません・・・

そんな私でも、ケイシーを通して知るイエスの姿、聖母マリアのお話は大好きです。
残念ながらケイシーの語るイエス像について、邦訳されている書籍は「キリストの
秘密」だけなのですが、この1冊に書かれているイエスの魂の遍歴の、なんと壮大な
ことか・・・! 驚きますよ。 
熱心なクリスチャンの方でも、イエスの処女降誕はおとぎ話であり、イエスは普通の

子供として生まれ育ち、教育も受けられず、そして、伝道を始めるまでは、ユダヤの
単なる大工だった、と言われる方がいらっしゃいます。

ですが、ケイシーはそうは述べていません。
それどころか、イエス・キリストをこの世に迎え入れるために、人間サイドは何百年
もの間、自らの肉体と精神と魂とを浄め、救世主を受け入れる準備をしたとケイシー
は述べています。

ユダヤの原始キリスト教のグループ、エッセネ派のメンバーは、何百年もの間、
いつの日にか自分たちのグループから「イエス・キリスト」となるべき人物が生まれ
ることを信じ、それに値する聖なる場を作るために、一生を尽くして自分の肉体の
浄化と霊的向上を目指していました。

そのためにイエスを誕生させることができる経路(母胎)になれるほどの清らさを
持った女性を、まず育てようとします。

ケイシーリーディングによれば、後に聖母マリアと呼ばれるようになった女性が、
その母親の候補となったのはまだ4才のとき。そして他の少女とともに特別な養育
を受け、さらにイエスの母なるべく選ばれたときには、まだ12~13才だったそう
です。
※ちなみにイエスご自身も、救世主となるべく、幼少の頃から専門の養育係がつき、
霊的な学びのために、遠く、ペルシャ、エジプト、インドに留学して最高の教育を
受けたとケイシーは述べています。

ですから聖母マリアもイエスも、エッセネ派の人たちに守られ、幼少の頃から自分の
役割を認識しつつ、大切に大切に育てられた人だったのです。
長くなりますので、このあたりのことについて、ご興味がある方は書籍「キリストの
秘密」を読んでいただきたいのですが・・・、
※2003年(!)のメルマガでもちょっとご紹介しています。

今回のトピックは、イエス・キリストを生み出すために、そのエッセネ派のメンバー
たちが、そして聖母マリアご自身が、自らの心と身体と魂を浄めるために実践して
いた健康法について。

これは聖書には書かれていませんし、ケイシーも特に言及してはいないのですが、
現存するエッセネ派の福音書によると、これがとてもシンプルで分かりやすい。
ケイシーリーディングにも共通するところがあり、また日本の西式健康法や甲田療法
にも似ていて、読んでいると、おもわずガッテン!してしまいます。
参考書籍:エッセネ派の平和福音書 The unknown books of the essenes

にご紹介すると、
エッセネ派の食生活は、今でいう「ローフード」。加熱調理せず、木の実や果物、
パンも小麦を水で練って、天日で乾かしたものを食べていました。干したイチジクと
生アーモンドを食べる、ということも書かれています。

週に1度は断食をしながら敬虔な感謝の祈りを神にささげること。そして、普段の
生活に「3人の天使」を迎え入れること。そうすれば、悪魔(毒素)を退け、病気
知らずの健康体で過ごせるようになる、とエッセネ派の福音書には書かれています、

その3人の天使とは・・・

1人目の天使 「空気の天使」
森や野の新鮮な空気の中で過ごし、深く呼吸をすること。時には衣類を脱ぎ捨て、
全身を外気にさらすこと。

「・・・履き物や衣類を脱ぎ捨て空気の天使があなたの全身を抱くに任せるのです。
そして長く深い呼吸を行って空気の天使を体内に招き入れるようにします。(中略)
空気の天使は、あなたたちの身体の内外を汚している不浄なものすべてを取り除いて
下さるでありましょう」

2人目の天使 「水の天使」
水浴、入浴、水を飲むこと。洗腸をすること。

「水の天使は、あなたたちの体を外と内から汚している不浄なるもののすべてを
洗い流してくれるのです」「体の内側のよごれ方は、体の外側の汚れかたよりも
どれくらい大きいか解らないほどです。(中略)・・・体の洗礼をその内側にも
受けるのがよろしいのです」

そして、ヒョウタンを使った洗腸の方法を具体的に説明したあと、福音書にはこう
書かれています。

「断食の日ごとに水の洗礼(※洗腸)を繰り返して、体内から流れ出る水が河の水の
ように清らかなものになるまでそれを続けます。それから流れている河のほとりに
身をはこんで、水の天使の腕のなかに抱かれながら、犯した過ちから自分を救って
下さった生ける神に対して感謝を捧げるのです。水の天使によるこの聖なる洗礼こそ
新しい生命への再生といえるものです」

3人目の天使 「陽光の天使」
日光浴。太陽光線にあたること

「若しこの洗礼のあとでも過去に犯した罪とけがれがまだとり切れないで残っている
ようであれば、陽光の天使を探すことです。履物と衣類を脱ぎ捨てて、陽光の天使が
あなたたちの全身を抱擁するに任せるのです。陽光の天使を体内ふかく迎え入れる
ために、深く長い呼吸を行います。すると陽光の天使は、あなたたちの体内から
それまで体の内側と外側を汚していた悪しき臭いのする不浄なものを、すべてとり
除いてくれるでありましょう」

「空気と水と陽光の天使たちは、おたがいに兄弟であります。彼らは神の創り給いし
人間につかえ、人間たちがいつでも必要なときに選べるようにと神が使わされた天使
なのです。(中略) あなたたちの毎日を、この天使の兄弟お三方の抱擁にまかせる
のです そしてとくに断食の期間中は、天使たちにあなたたちと供にいていただだか
なければなりません。なぜならば、このお三方の天使に抱かれている身体からは、
悪魔たちの力も罪も不浄もすべてが早々に立ち去らざるを得ないからです・・・。」

エッセネ派の人たちは、自らの肉体と心と魂を浄化し、神に仕える身となることを
徹底的に実践した人たち。そのエッセネ派の人たちが実践していた心身浄化法が
これほどシンプルなものだったとは・・・!

エッセネ派の食生活については、これがまたケイシーリーディングによく似ている
ので、いずれまた機会をあらためてご紹介したいと思いますが、これから陽光暖かく
なる季節。

朝、日差しがまだ強くないうちに衣類を脱ぎ捨て全身を日光にさらし、十分に水を
飲み、季節の果物やナッツ類やドライフルーツ、生のサラダを豊富に食し、夜には
ゆっくり入浴をする。

時には食を断って断食をし、翌日にでも洗腸を行えば、これでかなりのエッセネ派的
な生活に近づきます。

洗腸も「水の天使を体内にお迎えする」「聖母マリアも実践していた体内浄化法」
って考えれば、自宅のトイレで行ういつもの洗腸が、なんだかグレードアップする
感じです。

日々、この3人の天使を我が身にお迎えして身体が新しく生まれ変われば、精神も
生まれ変わっていくと福音書には述べられています。
このシンプルさがなんとも美しいなぁと私は思うのですが、いかがでしょうか?


有)テンプルビューティフル メルマガ340号 2010年4月30日配信

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