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1123:糖中毒から抜け出す「4つのステップ」

1123:糖中毒から抜け出す「4つのステップ」

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   ◆◇◆ 糖中毒から抜け出す「4つのステップ」   ◆◇◆ 1123号    
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

3週連続でお届けすることになった『「見えない糖」をいかに減らすか』シリーズ。

この記事を書く過程で、びっくりな海外のニュースを見つけました。

すでにご存じの方も多いと思いますが、なんとイギリスでは、2018年から「砂糖税」と
いう税金が導入されていました! そして2028年からは、カフェラテなどの乳飲料も
対象に加わるんだとか。

その食品に含まれる砂糖の量に応じて税率が変わるため、企業側も砂糖を減らす工夫を
し始めたんだそうです。
(参考:"果糖がもたらす健康被害"の怖さ)

この砂糖税、導入後わずか1年以内に子どもが清涼飲料水から摂る砂糖の量が約半分に!
大人も1日あたり1~2杯分以上の砂糖摂取が減ったそうです。

さらにイギリスの本気は続きます。
2025年からは子供の肥満対策としてジャンクフードの広告は夜9時まで禁止になりました。
子どもが広告を見て、その食べ物を食べたくなるのを回避させる作戦です。

対象となるのは砂糖・脂肪・塩分の多い「HFSS」と呼ばれる食品たち。

具体的には……
添加糖入りのジュース、ポテトチップス、グラノーラやシリアル、チョコレート、キャン
ディ、アイス、ケーキ、甘いビスケットやバー、菓子パン類(スコーン、ワッフル、
ベーグル、マフィンなど)、プディング、パイ、加糖ヨーグルト、ピザ、スイートポテト、
ハッシュブラウン、そしてあらゆる種類のサンドイッチまで!

「えっ、サンドイッチやグラノーラも!?」と驚いてしまいますが、これらは「身体の
ためには、できるだけ減らしたほうがいいもの」のリストなんです。
 (参考:英国がジャンクフードとして広告を禁止した「HFSS食品」)

自由な経済活動を止めてまで国が動くということは、それだけ国民の健康状態が危機的
だったということ。

「やるな、イギリス!」と感心すると同時に、他人事ではないなと感じます。


さて、ここからが先週の続きです!

今日の内容も、イギリスの著名な総合診療医であり、食事改善による糖尿病治療の
世界的権威でもあるデヴィッド・アンウィン博士(Dr. David Unwin)のお話を
参考に書いています。

今日は強力な「糖中毒」から抜け出し、心と体の健康を取り戻すための【4つの実践
ステップ】をご紹介します。

イギリスのアンウィン博士と、臨床健康心理学者である妻のジェンさんが推奨する今日
からできる方法です。

ステップ1:「適量」を諦め「断糖」の計画を立てる
依存症の脳に対して「今日はクッキー1枚だけで我慢しよう」「お米を一口だけにしよう」
という「適量」「コントロール」を求めるのは、ほぼ不可能です。

アルコール依存症の人に「毎日ビールを一口だけ飲んで耐えなさい」と言うのが残酷
なのと全く同じなんですね。

必要なのは、その食べ物を一時的に「完全に絶つ」という明確な計画です。
これには2つのアプローチがあります。

1)一気に断つ(コールドターキー)
心理学者のジェンさんイチオシの方法です。「この日からきっぱりゼロにする!」と決めて
実践します。期間が短縮でき「一口だけ……」の罠に惑わされないため、最も直接的で
根本的な解決策になります。

2)段階的に移行する(ウィーニング)
「一気にやめるなんて無理!」という方のための現実的な方法です。アンウィン博士自身も
この方法で1年かけて大好きなビスケット中毒を克服しました。

【博士のシフト例】
大好物の「チョコレートジンジャービスケット」 

 ↓(まずはチョコなしへ)
「プレーンなダイジェスティブビスケット」 

 ↓(さらに加工度を低く)
「オーツ麦のビスケット」 

 ↓(最終的に炭水化物を脱却!)
「アーモンド」へ完全置き換え!


このように「より糖質や加工度の低い、似たような食べ物」へ段階的にシフトしていくのも
非常に有効な戦略です。

ちなみに、私自身が20代のときにやったのは「(1)の一気に断つ方法」。
自宅のキッチンからは砂糖とみりんを撤去! 

職場で配られるお菓子も断り続け「あの人は変な食事療法をしている」と周囲に認知して
もらいました。これが同僚に知れ渡ると後がめちゃくちゃ楽になります(笑)。

最初は「正食(玄米菜食)」からスタートしたので穀物を多く食べていたのですが、心理的
に少し辛くなったので、そのあと「ケイシー流の食事」に移行して今に至ります。

※砂糖を止めることについて書いた過去のメルマガはこちら
 0040:砂糖のない生活
 0375:次の次元へのカラダづくり(砂糖NO編)
 0732:離糖しませんか?


ステップ2:食事のベースを「タンパク質」と「良質な脂質」に変える
糖質を断つと、最初は脳がエネルギーを欲して「もっと食べろ!」と強いサインを出して
きます。この空腹感を生理的にブロックするために、食事を「ローカーボ(低糖質)」
に切り替えます。

博士が勧めるのは、卵や鶏肉などの高品質なタンパク質と、たっぷりの緑黄色野菜。
(ケイシー流としては、もちろんお肉よりお野菜の比率を圧倒的に増やします!)

そして脳に「栄養が十分に満ちている」と満足感を与えるために必要なのが「良質な
脂質」。 安いサラダ油や精製度の高いオイルではなく、品質のよい遮光瓶に入ったもの
を選びます。

手軽なのは、オリーブオイルやバター。ギ―もオススメです。
 *四毒を実践中の方は、オイルに代わるものをご自身で探求して下さい。

市販のソース類は糖分が多いので極力避けます。炭水化物の代わりに栄養価の高い食材を
選ぶことで自然と激しい空腹感が消えていきます。


ステップ3:家族に「寛容なサポート」を求める
糖質を断つ過程で、脳の禁断症状として短気になったりイライラすることがあります。
そのため、家族や友人には事前にこう伝えておきます。
「今、糖質を減らそうとしていて、時々イライラするかもしれないけれど、大目に
見て温かく見守ってくれると嬉しい」と。

ここで重要なのは、周囲の人を絶対に「監視役」にしないことです。
家族が「お菓子を食べてる!」「ダメでしょ!」と批判すると、本人は防衛本能から
お菓子の包み紙を隠したり、嘘をついたり隠れて食べるようになってしまいます。
これは自尊心を深く傷つけ、かえって依存を悪化させてしまいます。

必要なのは、非難ではなく温かい目線です。


ステップ4:心理学で行動を定着させる
失敗したときの罪悪感にエネルギーを使うのはもったいない!前向きに新しい習慣を
脳に定着させるための、心の整え方(フレームワーク)です。

〈ゴール〉
「5キロ痩せる」ではなく「1年後、息切れせずに元気に旅行を楽しんでいる!」と
いった、具体的でワクワクする未来を描く。

〈資源(リソース)〉
「自分には意志の強さがない」と責めるのをやめ、助けになってくれる環境や人間関係
など、自分がすでに持っている「強み」に目を向ける。

〈小さな一歩〉
「毎日完璧に糖質ゼロ、毎日激しい運動」は挫折の元。失敗しても翌日すぐにリセット
できる「小さな一歩」を設定する。

〈気づき〉
うまくいった日に、「今日はいつもより頭がすっきりしている」「日中の眠気がない」
「心が穏やか」という、心と体のポジティブな変化に意識を向ける。


完璧を手放して「新しい一歩」を
もし誘惑に負けて、チョコレートやラーメンを食べてしまった「悪い日」があっても
大丈夫。翌日からまた、淡々と「小さな一歩」を再開すればいいだけです。


ともあれ、世の中の企業の「ヘルシー」という宣伝文句に振り回されず、パッケージ
裏の「炭水化物量」をチェックする癖をつけましょう。

「これが体の中で何個の角砂糖に変わるのか?」を見極める知性を持ってください。

甘くない「見えない砂糖」の脅威を正しく理解し、別のものに置き換えていくことで、
私たちの脳と体は本来の輝きと健康を取り戻します。

まずは、お買い物時にパッケージの「裏をじっくり見る習慣」からスタート。

1年後、クッキーを食べてもいいし、食べなくてもいい。ケーキがあってもなくても、
心から幸せでいられる自分でありますように。


追伸: 読者の方から「ハチミツはどうですか?」というご質問をいただきました!
ハチミツについては、2007年の古いメルマガになりますが、こちらに詳しく書いています。
参考にしてください。

  祝!200号!ハチミツにまつわるケイシーリーディング


それではまた!

(有)テンプルビューティフル メルマガ1123号 2026年6月5日配信

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