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◆◇◆ 思い、感情は伝播する ◆◇◆ 1039号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
『I AM~世界を変える力』(2013年制作)というドキュメンタリー映画を観たことが
ありますか?
こんな映画です。
『ハリウッドの第一線で活躍する映画監督トム・シャドヤック(主な作品:「ライアー
ライアー」「ナッティ・プロフェッサー」「ブルース・オールマイティ」「エース・
ベンチュラ」)は、遭遇した事故による頭部への損傷で生命の危機にさらされる。
リハビリ生活の中で、わずか4人の撮影スタッフを率い、シャドヤック監督は、作家、
詩人、教師、宗教指導者、科学者など、現代の偉大な人々を訪ねる。現代社会のあら
ゆる問題の根底にある特定の問題を掘り下げ、そして彼自身の人生における贅沢や欲と、
それらからの解放を振り返る。世界が抱える問題を解決する答えが、私たちの目の前に
ずっとあったとしたら?』
この正月休み、この映画をひさびさに観ました。
*有料ですが、Amazonプライムで視聴できます
この映画の中で「私たちの意識は繋がっている」という、ヨーグルトを使った実験が
紹介されています。
シャドヤック監督が、不快な出来事を頭の中で想像すると、テーブルの上のヨーグルト
(コードで計測器に繋いでいる)が激しく反応するのです。
少し長いですが、台詞だけを抜き書きしましたので、場面を想像しながらお読み下さい。
~ 以下、映画の台詞から ~
「現実という布を織っているのは、我々の目に見える糸だけではない。時空を超えて
繋がっている糸だ。我々の住む世界は、すべてが常につながっているんだ。離れたもの
など存在しない。ただ離れて見えるだけだ」
「思考と感情に反応するフィールドのようなものがある。超常的で信じがたいかもしれ
ないが、世界中で素晴らしい実験が行われている」
「2つの電極をヨーグルトにしっかり入れる。フタをして計測器をONにする」
「人間の感情が生体に影響することを実証する実験だ。僕の感情がヨーグルト内のバク
テリアに働きかけるらしい」
「動揺する出来事を自分で考えてみて」
「エージェントに電話する」
「いいアイディアかも」
「今のだけで反応した」
「エージェントと言っただけでストレス反応が。針が振り切った」
「切断された手のことを考えてた」
「また振り切ったぞ」
「信じられない」
「結婚してる?」
「いい質問だ」――ここで針が振り切れた。
「もう結婚してないよ」
「ご無沙汰している弁護士に電話しよう」―針が計測器の数値以上に振り切れた。
「すごいな。マジでつながっている」
「今のが返事だ。電話しなくていい」
「僕はヨーグルトには触れてない。どうやって繋がっているんだい?」
「その答えは知らない。だが類似した多くの実験の結果、人間の感情がエネルギー場を
作り出し、他の生体が、そのエネルギーに同調することが分かった」
「人間の思考と感情が離れた生体に与える影響の実験結果はいつも同じだ。我々は互い
に影響を与え合っているんだ」
~ 以上、映画からの抜き書き終わり ~
昨年末、ルーシャ・ジェイコブさんの『ジャーニー』というクラスを開催しました。
クラスには、3匹の犬も参加してくれていました。
最終日、私たちは1匹のワンちゃんと飼主さんとの間に起きた「以心伝心」を目撃しました。
詳細は省きますが、飼主さんを守ろうとする意識の強いワンちゃん。
飼主さんが「私は大丈夫」という言葉を発する直前、それまでずっと緊張していた筋肉が
緩み、ゆったりと座り直したのです。
エネルギーは言葉よりも早く伝わることを参加者一同目撃することになりました。
*このときのエピソードはこちら
2023年の最初のメルマガは『愚痴や悪口を言わない1年間』と題して、1年間、ネガティブ
な言葉を発しないということを提案しました。
心に思っているだけで、何も言わなければ大丈夫、と思っていた皆さん。
残念なことに、言葉に発しなくても、考えただけ、思っただけで、その感情やエネルギーは
世界に発信されてしまっています。特に強い感情はその場の空気感、雰囲気にも影響を
与えています。
良い思考、良いエネルギーを世界に発信しているなら良いですが、マイナスのエネルギーを
発信しているとしたら、どうでしょう?
神社で手をあわせてお願いごとをしても、日々、頭の中で愚痴や僻み、嫉みを繰り返して
いれば、そっちが神様に多く発信されています。
「人は1日に約6万回思考しており、その95%は昨日と同じことを。うち8割はネガティブ
な思考をしている」との説があります。1日中、頭の中で繰り返しているマイナス思考が
あれば、叶えたい未来と、どちらが現実化しやすいでしょうか?
そもそも「叶えたい」と思っている、ということは「叶っていない現実」の中で暮らして
いるわけで・・。
自分は言わなくても、廻りに人の悪口や愚痴をいう人がいるなら、それには同意せず、
すぐさま、その場、その環境から立ち去ったほうがいいでしょう。
家族や職場に愚痴の多い人がいて環境的に逃れられないのなら、意識して周波数の高い
人に会ったり、そのような環境に身をおく機会を作ることをお勧めします。
「類は友を呼ぶ」の法則をポジティブに活かせるよう、その方々からプラスの影響を受け
られる場に身を置いていきます。
去年、私はセミナー参加のために何度も大阪に行きました。後日配信やZOOM受講も可能
ですが、日程が合うかぎり、セミナーなどは出来るだけ現地参加をしています。
海外旅行中や仕事がある日はもちろん後日配信での受講になりますが、出来るだけ「その
場に行く」ことを優先しています。
東京で参加していた別の定期セミナーには、毎回、関西、北海道から日帰り参加している方
がいらっしゃいました。
画面を通じての受講は便利ですが、受け取れるのは知識や二次元情報。
リアル参加は、画面からは感じられない場の雰囲気を身体で感じ、講師やそこに集まる
参加者さんとのエネルギー交流ががなされています。
2014年のメルマガで、同様のことを書いています。
『私たちはいつだって何かの水路なんですね』
『全ての生き物は、呼気や汗とともに空気中に水蒸気を発している。空気には、人や動植物
が発している水の情報で満ちあふれている。そして私たちは、その「水」に触れることで、
お互いの情報を水を通じて交換しあい、影響しあって生きている』
・・・ということで、
今年は、誰に会うか、誰と一緒に過ごすか。あるいは誰と過ごさないか。
どこに行って、どこで過ごすか。あるいは、どこに行かず、どこで過ごさないか。
そして心で何を思うか、何を思わないか・・・。
そんなことにも意識を向けたいものです。
自分の大切な24時間。そして大切な365日。
「思考と人と場」
その間で交換されている見えないエネルギーや情報、周波数にもっと意識的でありたい
ものです。
それではまた。
(有)テンプルビューティフル メルマガ1039号 2025年1月23日配信