エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

0835:エッセネ派の秘密

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    ◆◇◆     エッセネ派の秘密         ◆◇◆ 835号      
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すでにブログでご紹介(しかも2日連続で(笑))していますが、ナチュラルスピリット
さんから『イエスとエッセネ派』という本が発行されました。

おそらく、ケイシーのリーディングを通じてイエス・キリストの人生やエッセネ派を
知っている方には、ワクワクと心躍り、萌える本だと思います(笑)。

『イエスとエッセネ派』


700頁弱もある分厚い本なので、日ごろあまり本を読まない方にはハードルが高い厚さ
ですが、平易な言葉で翻訳されているのと、内容が面白いので、読書家ではない方にも
読みやすい本になっています。

私は今、本をどっぷり読んでいる時間が取れないので、5分、10分と隙間時間を見つけ
ては、あるいは食事の時間に(消化に悪いですが)少しずつ読み進めています。


この本は、退行催眠療法士でもあったドロレス・キャノンさんが書いた1冊。
ドロレスさんのクライアントの女性が退行催眠中、2000年前、エッセネ派の一員として
生きていた「スディ―」なる人物が登場しました。そのスディ―がエッセネ派の暮らしに
ついて語った内容が本になっています。


ケイシーによれば、約2000年前、ユダヤ教のなかに、エッセネ派という特別な共同体が
存在していました。彼らは救世主誕生のために何世代にもわたって自らを浄化。霊的
修業を行い聖なる場をつくることで、イエス誕生に備えていました。
  0596:イエスの教育係だった二人の女性


エッセネ派は、町から遠く離れたクムランの砂漠の中に秘密の共同体を持っていたため、
ほとんど人に知られることなく、また公に出ることなく消滅しています。

現在のクムランは荒涼とした乾いた岩山ですが、2000年前には暮らすには十分な湧き水
があり、草花の美しい中庭もあったそうです。


エッセネ派についてはほとんど何も分かっていないこともあり、スディの話がどこまで
事実と一致するか判別不能ですが、話半分で読むにしても非常に興味深いです。

クムランの暮らしの一部は、ブログでも紹介しています。↓
  『イエスとエッセネ派』ドロレス・キャノン著
  『イエスとエッセネ派』ドロレス・キャノン著 (その2)


このメルマガでは、天地創造についてスディ―が語っている部分をご紹介します。
ケイシーのリーディングでも語られている、魂が地球に飛来していたあたりの話と
実はそっくりです!


Dはドロレス・キャノン、Sはスディーです。ひらがなを漢字にした部分もあります。


~ 以下、本の中から抜粋 ~

D:ヤハウェの一番の関心ごとは地球ですか? それとも太陽系全体ですか? もしや、
この地球にいる人間なのでしょうか?
S:すべてだ。この銀河系全体に関心を持っている。
(中略)

地上におく「生き物」をどのような過程を経て決断にいたったのかと訊いた。

S:膨大の数の案が試され変えられた。さまざまな生き物がおかれては、取り替えられた。
宇宙全体と調和していなかったからだ。完全に調和するまで、繰り返された。生き物が
宇宙と共鳴していなければ、却下された。ぴったりと合う「生き物」が造られるまで
試し続けた。とにかく、全体と完全に調和する生き物が造られるまで、その行為は
続けられた。


どうやらこれは実験のように聞こえた。しっくりとくる生き物が造られるまで、様々な
案が試されたという。おそらく造っては壊され、造っては壊されていったのだろう。


S:もしくは、とりかえられたといってもいいだろう。なかには良いアイディアもあった
のだが、まだ完璧な姿形ではなかった。そのたびに、違う生き物に変えられた。そうこう
しているうちに、ようやく神のおめがねにかなった生き物を創造することができたのだ。
すると神の子供たちが地上界に関心を示し始めた。この地上ではどんな体験や経験が
出来るのかと興味津々となった。そしてこの世界を体験したいと望むようになったのだ。

D:え、どういう意味ですか。神の子供たちとは?
S:(適切な言葉を選ぶのに苦労している様子)それは天使たちのことだ。(アン・
ジェルスと発音した)神が宇宙を創造したとき、同時に造った聖なる存在たちのことだ。
まだ無の状態で闇に包まれていたとき、実は聖なる存在の本質的な要素もそのなかに
含まれていた。そして神が宇宙を創造したとき、同時に天使も誕生した。すべては瞬時
に造られたのだ。
(中略)

S:その天使たちのなかにとても好奇心の強い者がいた。彼らは地上での生活を体験して
みたいと思い、この世に降りてきた。最初から、地球は不毛地帯ではなくて、様々な
生命がすでに宿っていた。(中略)

S:地球上に生き物は生息していた。すでに生存していた生き物たちの中に魂が入り込んだ
のだ。魂が入り込み、それが成功したことで、ようやくこの世界が完成された。最初は
好奇心旺盛で冒険心のある天使たちだけが地上に降りてきた。やがて、その数はどんどん
増えていった。そうして次第に地上は大混雑となっていった。

しばらくすると、巨悪な存在が地上に登場するようになった。肉体に入り込んだことで、
天使たちも心を歪めてしまった。完璧な聖なる存在ではなくなってしまったのだ。悪習や
堕落な行為を見につけてしまったからだ。ほどなくして、地上に様々な問題が起き始めた。
(中略)

S: …彼らは自らの望みで地上に降りてきたのだ。いっさい強制はされていない。
しばらくの間、ここはとても素晴らしい世界だった。だが、地上にとどまるようになって
から、うまくいかなくなってしまったのだ。以前は、肉体から意識を自由自在に離脱
させることができた。長い間、そうすることで、おかしくならずに済んでいた。そして
肉体から意識を離脱させたあとでも、肉体は呼吸し続けることができた。人間の姿形を
そのまま残し、地上で存在し続けることが可能であった。また意識を肉体から離脱させた
あと、天界に戻り、地上界を体験していない他の聖なる存在達と語り合うことができた。

天界にいるほかの聖なる存在たちの美しさに触れることで、自分たちも同じように美しく
清らかな存在であるということを、再び思い出すことができた。ところが、長い間この
地上界にいることで、意識を肉体から離脱させる能力を失ってしまった。(中略) 

自分たちの「本来の姿」を思い出せなくなり、変貌した。意識を肉体から離脱させる能力
を失ってから、全てが狂い始めたと言ってもいいだろう。


~ 以上、引用おわり ~


ケイシーによると、
地球が安定し、植物や動物たちが住む美しい惑星になった後、地上にたくさんの魂たちが
宇宙から飛来してきました。その魂たちは意識の力を使って好きなように肉体を作っては
入り込むことができました。そして最初は、いつでも、その肉体から自由に出入りできた
んだそうです。

ところが、いつの間にか魂は自分の本体が魂であることを忘れ、肉体からも抜け出せなく
なっていました。半獣半人の身体を持つ人たちがアトランティス時代には大勢いたとケイ
シーは述べています。(スディ―の話とよく似ています!)
 そのあたりのことは、少しだけ、メルマガでも紹介したことがあります。
  0048:テンプルビューティフルの秘密


本の中盤からは、アダムとイブの話、イブを誘惑した蛇の話、モーゼの十戒などが
語られ、いよいよイエスの生涯が語られていきます。スディーによると、モーゼの十戒は
もともとは十二戒だったそうです!


どんな物語が語られていたのか、興味が湧いた方は、ぜひ本でお読み下さい~

『イエスとエッセネ派』


(おまけ)
★エッセネ派には興味ないけど、エジプトには興味がある、という方には下記の2冊が
オススメ。どちらも実際にあった話をもとに書かれています。

*『イニシエーション』
 こんな本です→ イニシエーション エリザベス・ハイチ著『転生』 すでに絶版なので、書店か中古で入手下さい。
 数千年の時を経て結ばれた壮大なラブストーリーです。


それではまた!

(有)テンプルビューティフル メルマガ835号 2021年2月19日配信

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