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◆◇◆ 目指せ、ポルシェ級の幸せ ◆◇◆ 816号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
姪っ子がまだ幼いころのこと、朝「ウンチ~」と言って起きてきて、「お腹空いた~」
と言いながら、トイレから出てきました。
健康というのはこんなカラダなんだろうなぁと感動したのを思い出します。
大人の私たち。きっと幼いころはこんな朝を過ごしていたでしょうに、いったい、いつ
から、便秘に悩むようになってしまったのでしょう。
…最近、便秘の方のご相談が続いたこともあり、今日は便秘解消のあれこれ。
便秘を侮るなかれ。便秘をしてしまうと、せっかく排泄しようとしていた毒素をカラダ
が再吸収してしまい、全身の組織に悪影響を与えてしまいます。
食べることも大事ですが、それと同じく「出す」ことも重要。
サンプラザ中野くんは「ポルシェが買えるより、一日二回うんちが出る方がずっと幸せ」
と言われておりました。ポルシェは買えなくでも、ポルシェ級の幸せを目指しましょう!
ケイシーリーディングだけではなく、いくつか解消法をご紹介します。
まずは、1日1回以上トイレで排泄!を目指しましょう。
【ケイシーリーディングにみる排泄改善法】
*食事を変える
酸性食品(特に肉、揚げ物、デンプン質)を減らし、豊富な野菜を食べる。
下部にケイシー流の食事についてのYoutubeを張り付けますので、そちらを
ご参照下さい。
『野菜と果物の食事で便秘をコントロールする方が良いだろう』5015-1
『食事を変えて、大黄(ダイオウ)やプルーン、イチジク、生野菜などの組み合わせ
をもっと増やすと良いだろう。』5080-1
『炭水化物が多すぎてはいけない。炭酸飲料はどんな種類のものであれ飲んではなら
ない。消化される生の野菜をたくさん食べること』5376-1
*排泄を促すハーブやフルーツを食べる
『緩下剤を服用する時は、植物性のものを使う方が良い。 たとえば、センナの化合物
や、イチジク、レーズン、ダイオウなどである』1446-3
『蠕動運動を促すような形態の寒天を食べることが、この人の場合は良い』4091-2
*水を飲む(1日1200~1500mlを目安に)
ビールやお酒、利尿作用のあるお茶ではなく、お水や下記のハーブ茶がおすすめです。
お茶やコーヒーを飲む習慣のある方も、1日数杯はお水を飲んで下さい。
『この人は十分な量の水を飲んでいないのだ』1713-4
*サフラワー茶(紅花茶)、ニレ茶、カモミール茶を飲む
『もっと頻繁にサフラワー茶を飲むことを守ること。 ときどき、サフラワー茶の代わり
にカモミール茶に変えたり、それらを交互に飲むようにする。 というのも、これらは
身体の規則正しい活動の中で、腸の不調に対して最良の消化液を形成する傾向がある
からだ。スリッパリーエルム(ニレ樹皮)を噛むのも良いだろう』641-7
ケイシーの勧めたハーブティはこちら
*オリーブオイルを飲む
『身体が吸収できる限りたくさんのオリーブオイルを内服することを始める。まず小さじ
半分から始め、徐々に量を増やして、最終的には一回に少なくとも大さじ2杯から4杯、
あるいは5杯まで飲むようにする。 これを毎日服用するのである。よろしいかな?
できれば晩が良い』243-7
有機オリーブオイルはこちら
*ひまし油湿布
下痢のときにもひまし油で湿布をしますが便秘の時にもひまし油湿布は有効です。
ひまし油で十分に湿らせた湿布をお腹に置き、しっかり温めて行います。
頑固な便秘の方は1回につき、2~3時間行ってもよいでしょう。
『排泄がうまくいっていない時には、時々ひまし油湿布を腹部や右脇腹に行うと良い。
ひまし油湿布後で全身のマッサージをしたならば、 逆流を起こしたり、吐き出すほど
多すぎてはならないが、たっぷりのオリーブオイルを飲ませる。これは同化吸収と共に
働き、消化管にとって食べ物として働くだけでなく、排泄剤としても働く』1553-7
ひまし油湿布Bセットはこちら
*オリーブオイルで腸エリアをマッサージする
『1日2回、みぞおちから十二指腸下部にわたって空腸まで、腹部を盲腸へと縦横に
通り、上行、横行、下行結腸にわたって体が吸収するだけのオリーブオイルで穏やかに
マッサージする』1069-4
*背骨の歪みや圧迫を調整してもらう(整骨、整体、マッサージなどで)
『これは特に、第11胸椎と第12胸椎と第4腰椎に関する中枢部に影響を及ぼして、そして
この放射状の神経叢から、便秘と身体に対する影響で引き起こされた身体組織の活動に
関係した状態を生じていて…』91-1
*お腹の下部の循環を促す運動をする
歩くこと、ヨガやストレッチなどで下半身を動かす体操を是非。
『この体の下位部を循環させる運動を、夜と朝、少なくとも5分から10分…』779-16
*浣腸、腸内洗浄を行ったり緩下剤を利用する
まだ数か所ですが、腸内洗浄をしてくれるクリニックもあるようです。ネットで検索して
みてください。
数年前、長期にわたる便秘のため(1か月間、排泄できていない)手術で腸内に溜まった
便を取り出す必要があるといわれた方が、ひまし油湿布を数日行ったところ、排泄が
あり、それ以来便秘が解消された、とお礼にご来店下さったことがあります。
手術直前のギリギリセーフでひまし油湿布と出会い、そして手術が不要になったなんて、
本当にラッキーでした! オリーブオイルを飲むのも忘れずに。
ケイシー療法以外でおすすめしている方法
便秘のご相談があったときに、ケイシー療法以外でおすすめしている方法です。
こちらもあわせてお試し下さい。
*出かける2時間以上前に起き、ゆっくりトイレに座る
私の友人で、朝、排泄がない限り、その日は出かけない、と徹底している人がいます。
排泄があったら朝食を食べる、という人もいました。
朝、バタバタと支度をして、ゆっくりトイレに座る時間がないまま出かけてしまうと、
電車の中や出社後トイレに行きたくなっても、そのタイミングを逃してしまいます。
それが習慣化してしまうと、排泄しにくいカラダになりがち。
少なくとも外出の2時間前に起き、排泄のタイミングを逃さない。ゆっくりトイレに
座る習慣を作る、ということも大切です。
*お腹を上下するような深い呼吸をする
お腹が動くような深い呼吸は内臓のマッサージにもなります。これは電車の中でもできる
ことなので、思い出したときに1回でも2回でも。
*よく噛んで食べる
唾液に含まれるアミラーゼ、マルターゼなどの消化酵素でしっかりデンプンを消化したり
食べ物を細かく砕いておくことで、胃腸の負担をかなり軽減できます。
口に食べものを入れたら、少なくとも30回は噛むようにしてみて下さい。
*砂糖を減らす
腸内環境を悪化させ、カラダを冷やす要因にもなります。
便秘の方は特に砂糖を取らない、お菓子や甘いものを減らす努力をしてください。
*デンプンを減らす
これは私個人の体験ですが、私はデンプン質(ゴハン、麺類)が多くなると、とたんに
詰まり気味になります。ゴハン好きの方で便秘気味、という方は、白米やパスタ、パン
うどんといった、デンプンを減らすとよいかもしれません。
*お腹を温める(冷やさない)
氷入りの水や、冷蔵庫から出したばかりのジュースを飲まない。水は常温か少し温めて
飲む。ちょっとしたことですが、小さな積み重ねが大事です。
いかがでしょうか?
すでに実行済、でもうまくいかなかった、ということもあるかもしれません。
その場合には、いくつかを組み合わせて。
そして、ケイシー流の食事について、かなり詳しく、また、分かりやすくまとめて解説
されているYoutubeを見つけました。こうやって知らず知らずでケイシー療法が広まって
いくのは嬉しいですね。
便秘じゃない方も是非ご覧ください。
前編、後編に分かれています(後編のURLは前編の概要欄にあります)。
Youtube【エドガーケイシー】CAREから学ぶ食事療法(前編)
それではまた!
(有)テンプルビューティフル メルマガ816号 2020年10月2日配信