エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

0579:座らない・・・

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         ◆◇◆    座らない・・・   ◆◇◆ 579号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。


年末の大掃除や大片づけが時間切れで間に合わなかった方(私も、ですが)。

気学では立春が新年なので、節分までに大掃除と断捨離をすれば、立春から始まる新し
い1年を気持ちよくスタート。1年の区切りがもう1回あって良かった!
立春という新年に向けて、節分前にまだ間に合う開運行動

こういう会社を利用すれば、自宅でいらなくなった不要品を無駄なく活用してもらえるようですよ。
エコランド


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仕事柄、ということもあり、健康や食に関する本はよく買います。視力が落ちたので、
以前より読む量はグッと減りましたが、それでも年間200冊は購入していると思います。
うち、2/3は心や身体のケアに関する内容かもしれません。


今日は、そんな私が最近読んだ健康本の中で、面白かった内容をご紹介。

というより、私自身が「これはマズイ」と感じた健康情報です。


これからご紹介する「それ」。

もちろん、これまでも自分の健康維持に重要なことなのは分かっていましたし知って
いました。でも、どうやら「それ」を軽くみすぎていたようです。知ってはいたけど、
全く実践していなかったのです。

さらに、1日24時間のうち、私が「それ」をしている時間はかなり少ない。すでに重篤な
「それ」不足です。


食と睡眠は気をつけてないと、すぐに身体にその影響が出てきます。でも「それ」は、
全くなくても、ほとんど困らない。すぐには体調に響かず、かえって仕事や睡眠時間に
あてる時間が増えるため「それ」が無いことすら全く気がつかない・・・。

そんな生活を長年送っていました。
私と同じ状況の方、きっと多いんじゃないかなと思います。



まずこの本は、遺伝性の、しかも突然変異した非常に珍しい病気を持ち、そのため、
「がん抑制遺伝子」が機能せず、何もしなければ全身にがんが出来てしまう、という
男性によって書かれました。実際、左目の奥にできた腫瘍のため、著者は視力を失って
います。

この本を書いた時点では、手術をするほど大きくないために経過観測にはなっています
が、著者の内臓にはすでに腫瘍がいくつも出来ていました。

そのような酷な診断が下された後、著者は、自分が長く生きるために何が出来るのかを
徹底的に調べ始めます。

結果、日々の小さな努力が健康を作り、自分の意志で寿命を延ばせることを確信。
毎日、最新の健康情報や医学文献を読み続け、それらを実践してきました。

そんな著者が、過去10年間にわたり集めてきた健康情報の中から、健康的な生活を送る
うえで役立つアイディアをまとめたのがこの本です。

『座らない』



「はじめに」で、著者はこう書いています(短く書き直しています)。

日々の生活の中で「良い選択」が「悪い選択」を上回り続ければ、健康的に年を取る
チャンスが得られます。生活習慣をいくつか改めるだけで、10人中9人が90歳まで長生
きできます。しかも晩年まで健康的に生活できます。心臓病やがんが多い家系に生まれ
たとしても、心配無用です。自分の運命の大部分については、自分の意志で決められる
のです。

生活習慣こそ寿命の決定的要因です。両親がどれだけ長生きしたのかではなく、日常
生活で自分自身が何を選んでいくのか、これによって寿命が決まります。

〜抜粋おわり〜


この本の原題は、EAT, MOVE, SLEEP
食べること、動くこと、眠ること。この3つのカテゴリー別の健康指南が紹介されて
います。


そして・・・

今日のトピックは「座らない」。

この本のタイトルにもなった重要な健康コンセプトが「座り続けない」「動く」という
こと。

つまり、上記で書いた「それ」とは「動く」「座らない」ということ。

私は1日のほとんどを「座りっぱなし」か「動かないまま」で過ごし、「動く」「座っ
ていない」という時間が極端に少ないんですね。


この本を読んで「座らない」ことの重要性を理解できても、まだ「座り続ける生活」
から抜け出せないんですから、健康生活への道のりは遙か遠い感じです。


「座り続ける」ことが健康にとって最大の敵である、ということについて、著者はこう
書いています(短く書き直しています)。



運動するだけでは十分ではありません。スポーツジムで週3回汗を流してもやはり
十分ではありません。健康維持の秘訣は、1日中ずっと活動的でいることです。

平均すると、私たちは1日9.3時間も座っています。眠っている時間よりも座っている
時間のほうが長いのです。人間の体はこのような環境に適応するように創られていま
せん。たとえ食事に気をつけて1日30分運動するのを日課にしても、毎日9時間以上の
座位に伴う悪影響を相殺できません。

1日7時間以上運動する人のうち、1日の大半を座って過ごす「座位グループ」とそう
でない「活動グループ」に分けて比べてみましょう。すると座位グループの死亡リスク
は活動グループと比べ50%以上高くなります。


1日6時間以上座ると、早死にするリスクが大きく高まります。どんなに運動しても、
健康的に食べ、禁煙しても、過剰に座る習慣を改めない限りは健康問題を誘発します。

車の運転、テレビ、会議の参加、パソコン・・・座らなければならない状況はいくらでも
あります。

人々は座るたびに健康を害しているのです。座った途端、まず足の筋肉の電気的活動が
ストップします。消費カロリーは1キロカロリーへと低下し、脂肪燃焼を促す酵素の生産
は90%減少します。

2時間座ると、善玉コレステロールが20%減ります。立ち仕事の人と比べて、心血管疾患
の発生リスクは2倍になります。

〜抜粋、ここでいったん終了〜


ではどうすれば?と思いますよね。

著者は、まず1日の過ごし方を検証し、余分に動く隙間と瞬間を作り出すよう勧めていま
す。

手の届く範囲に必要なものを配置し、全く動かなくても快適に過ごせるようにしている
なら、あえて何かを遠くに置く。そうすれば、それを取りに行くために、立ち上がって
歩くことになります。

その他のアイディアとして、こんなことも上げられています。

*時々立ち上がってストレッチする
*出来る限り体を動かす
*会社の内線は使わず、同僚の部屋まで歩いていく
*動きながらテレビを見る
*座らず立っておく
*エレベーターの代わりに階段を使う
*仕事の合間に休憩時間をつくり、歩く



こんな実験が紹介されていました。

〜以下、抜粋〜

研究者が大学生のグループに運動するよう指示し、運動後1日の気分を追跡しました。
被験者の大学生は、適度な運動をたった20分行っただけでした。しかし、運動しなかっ
た大学生と比べ、はるかに気分が良くなったのです。20分運動した大学生はその後1日
中、気分よく過ごせました。

要するに、20分間適度な運動すると、以後12時間にわたって劇的に気分をよく出来るの
です。だから運動するなら朝です(朝食前だと、より多くの脂肪を燃焼し、血糖値を
正常に保つ調整能力「耐糖能」を強化できる)。

朝一番に運動する利点は他にもあります。運動を先延ばしにしたという罪悪感を持たな
くて済むうえ、その日に必要な活力を余分に得られます。

〜以上、抜粋おわり〜


というわけで、私自身、会社でも家でも、座っているか、動いていない時間があまりに
多いので、今年の目標の1つが「こまめに動く」「こまめに歩く」。

現時点では、せいぜい、階段を使う、エスカレーターも歩く、本を立ったまま読む、
電車では出来るだけ立つ、程度しか出来ていないのですが、この本の著者が「座るのは
喫煙より体に悪い」と書いているくらいですから、なんとか、動いている、立っている
隙間時間を増やしたい・・・。

何か良いアイディアがあったら、ぜひ教えて下さい。



『座らない』
他にも様々な健康情報が紹介されています。1章1章が短いので、読書が苦手な方にも
読みやすい。現在、テンプルスタッフの間でも、この本が話題になってますよ。



こんな本もありました(ただ、私は読んでません・・・)
『1日6時間座っている人は早死にする!』


それでは、また!

(有)テンプルビューティフル メルマガ579号 2016年1月22日配信

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