エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0566:自分の運命を創るもの~ケイシーの講話から~

0566:自分の運命を創るもの~ケイシーの講話から~

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   ◆◇◆  自分の運命を創るもの~ケイシーの講話から~ ◆◇◆ 566号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。


1年中「読書の秋」状態ではありますが、最近、移動が多いので、読む本も購入する本
もさらに増えつつある今年の秋・・・。

何か面白い本はないかなーとお探しの方は、かなり偏ったセレクトですが、下記のコー
ナーを覗いてみて下さい。時々オススメ本をアップしています。
毎日がエドガー・ケイシー日和 おすすめBOOKS


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書籍『わが信ずること』

この本は、ケイシー自身が行った談話や直筆の原稿を集めたものです。

残念ながら、すでにこの本は、版元で品切れとなっているため、全文を読みたい方は、
図書館か中古で入手していただくしかありません。

そこで、8月にこの本の抜粋をご紹介したところ、メルマガの読者さんから好評をいた
だきましたので、今日はその第二弾です。


ケイシーがどのような談話を残していたのか。ケイシーが目の前で、熱く語っている
様子を想像しながら読んで下さいね。


そして、今日ご紹介するのは、11編ほど収録されている談話のうち、

『魂の力とは何か』1931年10月30日
『運命』1931年3月1日

の2つから抜粋しました(翻訳は、たま出版を創業された瓜谷侑広さん)。

どちらも当時バージニアビーチにあったケイシー病院でなされています。

キリスト教的な要素の強い表現や概念はできるだけ除外していますが、日本人の私達に
は、少々とっつきにくいかもしれません。


私達の人生は、私達の日々の行いの結果である。そして私達の『魂の力』を日々何に
使えば良いのか。そんな視点から2つの談話をまとめてみました。



~『運命』95ページから~

あなた方は誰でも、生きていく中で、自分の道を選択することのできる意志を持って
います。ということは、自らの行為の選択を自らの心を以て行うことができるという
ことと同じです。あなたは自分の知識や能力を日々用いながら、自らの人生を決定して
いるのです。

(中略)

信じようが、信じまいが、創造主こそは、各自の還りつく所なのです。あなたの中には
創造主の意志の火花が散り燃えています。それをひき起こせ。あなたの意志を創造主の
それと1つにされよ。そうすれば、力はあなたのものになります。われわれには力が
必要なのです。われわれには長い旅が待っているからです。

毎日の生活が大切です。昨日、行い考えたことが、今日の自分だからです。1つ1つの
思いが、あなたの中に新しい性質を創って行きます。今日のあなたは、それらの集積
された性質の総合計なのです。われわれは、これらの諸性質の結果として、自分を見つ
めなければなりません。

そして「これが私の運命だった」と言わなければならないのです。

日々に、あなたは、あなたに影響している諸々の力をどのように使ったかということを
通して、あなた自身の運命を築き上げてきたのです。(中略)

あなたの運命は、あなたの掌中にあるものを使って、あなたが何を為すかで決まるので
す。今、どうするかを知っていることを今日、うまくおやんなさい。今日も、明日も
毎日、少しづつでも次から次と続けてやってごらんなさい。これら小さなステップの
集積があなたの運命を作り上げるのです。

この談話の目的は、あなたの中に秘められている可能性に目覚めてもらうことにありま
す。神は常に、自分自身を知り、神と一体になりたいと願う人のところへ訪ねてあげる
ということを言ってこられました。

救済のために、誰か他の人を頼らないで、自分自身に頼りなさい。(中略)

運命は明日ではなく、今日、持てるものをどのように使ったかにかかっているのであり
ます。

われわれは大抵、環境が違っていたら、少しばかり違った出来事が起こっていたら事情
は大いに変わっていただろうと思いやすいものです。果たしてそうでしょうか?

(中略)

こういうことであったとしたら、ああいうことであったとしたら、わが人生は素晴らし
かったでしょうに、ということは言わないことにしましょう。もし、われわれの人生が
今、素晴らしいものでなかったら、今何が起こったとしても、それが素晴らしいことに
なるはずはないのです、それはあり得ないことです。

結局のところ、われわれが今持っているものをどのように使うかにすべてが帰すると
いえるのです。



~『魂の力とは何か』74ページより~

もし、われわれが真に魂を発見し、魂の力を獲得したいのならば、われわれを内から
動かす力を神への愛に向けなければなりません。そして、そのことは人に対するわれわ
れの行動の中に、そのことを証明しなければなりません。われわれを内から動かしてい
る力は、われわれが他人にしていることを見ればわかるのです。

(中略)

魂は、神のものであります。われわれが神を愛し、神の如く行為するなら、魂の力を
十分発揮できます。しかし、はたしてどれだけの人が実際にそのような行為をすること
ができましょうか。われわれがそうするまでは、どうして、魂を持っていることを意識
することができるでしょうか。

(中略)

魂の力とはなにか? それは、最も弱きわが兄弟たちの中に、最も賤しいわが仲間たち
の中にある神の力であります。そして、他人に不親切をするときは、その人を傷つける
のではなく、神と自分自身を傷つけるのです。われわれが神の名を汚すのはいつか?

それは、友に不親切を働き、意地悪い言葉を使うときです。われわれに魂の存在を気づ
かせるものはなにか? それは、われわれが神の心になり、わが兄弟たちを守っている
ことに気づくときです。(中略)

多くの人はなにかを隠そうとしています。他人を傷つけても、心の痛みを感じないよう
に、良心をくもらせています。そして「そんなことに心をわずらわす必要はない。われ
われの知ったことではない」という。

もし迷い、困っている人があれば、その人をかまうのが、われわれの仕事なのです。
神を知りたいと思うなら、その人に親しく尽くすとき、それが得られます。

わが魂の力をどのように使えばよいでしょうか? 霊性の果実、すなわち、親切、
忍耐、しんぼう強さを表すことによってであります。(中略)

そしてもし、われわれが霊性の成果をまず探し求めようとするなら、仲間に対して、
日常生活の中でその成果を現してみることです。そうすれば、他のことはみな、自然に
つけ加えられることになります。そして、わが内なる魂の力を表現することになるで
しょう。 (中略)

神を知ろうとする者はまず、神があることを信じなければなりません。そして、神の
ように振る舞わなければなりません。そうすれば、すべてを1つとする神の意識を自ら
の中に自覚することができるのです。

もし、われわれが神の子と聖霊が1つであるように神と一体になるあるなら、霊的な
ものが霊、心、体にみなぎってくるでしょう。魂の力の如何に偉大なることよ! 
それは永遠なるものです。すべての人に与えられた神の贈り物だからです。(以下略)

~抜粋おわり~


ケイシーが言っていること、いまいち、ピンとこないなーと思われた方は、以下も
ご参照下さい。


メルマガ415号:霊の果実について

DVD『揺るがない自分を作る』
 →霊的理想をつくる。それが、揺るがない自分を作る第一歩となります。

DVD『ケイシー流黙示録講座』資料付き
 →創造主へと還る魂の長い旅路について知りたい方はケイシーの解く黙示録がまさに
  その旅路を解説しています。



それでは、また!


(有)テンプルビューティフル メルマガ566号 2015年10月9日配信

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