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0587:『カナの結婚式』は満月の夜

0587:『カナの結婚式』は満月の夜

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       ◆◇◆  『カナの結婚式』は満月の夜 ◆◇◆ 587号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

連休中に訪れたイスラエルではナザレとカナを訪れることができました。

ナザレは聖母マリアがイエスの誕生を大天使ガブリエルに告知された場所であると共に
イエスが伝道を始めるまで両親と暮らした土地(ケイシーによれば、イエスは救世主と
なるべく、エッセネ派から英才教育を受け、様々な国で霊的な修行をしていますので、
ナザレでずっと暮らしていたわけではありません)。

そしてカナは、イエスが最初の奇跡を行った(水をワインに変えた)『カナの結婚式』
の舞台となった町として有名です。


ヨハネは、ヨハネによる福音書第2章で、カナの結婚式について、短くこう記していま
す。


三日目にガリラヤのカナに婚礼があって、イエスの母がそこにいた。
イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれた。


たったこれだけです。

このあとすぐ、ヨハネはイエスが行ったという奇跡のエピソードの描写(ぶどう酒が
なくなったので母はイエスに言った。「ぶどう酒がなくなってしまいました」・・・)に
移っており、このカナで行われた結婚式がいつの出来事だったのか、季節はいつだった
のか、誰の結婚式で、花嫁や花婿はイエスや聖母マリアとどういう関係にあったのか、
当日の天気はどうだったのか、等々の詳細は、聖書には全く書かれていません。
*前後の文章で推測は可能だと思います・・・


ところが、ありがたいことに、ケイシーの伝記を書いたトマス・サグルー氏が、この
カナの結婚式はどのようなものだったのかを質問してくれていました!(ケイシーの
リーディングは、基本的に質問されないと回答もありません・・・)。


そのリーディング(5749-15)で、ケイシーは、結婚式の様子を、こう美しく描写して
います。


Q:聖書に記されている最初の奇跡、つまりガリラヤのカナで主イエスが水をワインに
変えたことについて。この人(*作家トマス・サグルー)は、天候、結婚式にいた人々
の名前、食べ物や飲み物、遊興やダンスなどについてさらに詳しい情報を求めています。 

A:『その経験に至るまでの多くの事柄は、もちろん省略されることになる。 なぜなら
それ(カナでの結婚式)はイエスがヨルダン川から戻られ、その湖畔の近くに滞在し、
ペテロと会話した後のこと――アンデレがペテロにヨルダン川での出来事を話した後
――のことであるからだ。

そうして、ガリラヤのカナで結婚式があった。

その少女はイエスの母の親しい人々の親戚であった。その当時の仕来りに従ってイエス
の母が結婚のご馳走を用意した。これは、かつて神の目的のために水路として選ばれた
人々の伝統と仕来りを守る現在のユダヤ教の人々の間に今も見られることである。

結婚にのぞむ少女はマリアの従姉妹の娘、エリザベスの妹の娘であり、彼女の名前も
マリアであった。 一部の人々が推論していることとは異なるが、彼女こそは「もう一人
のマリア」と呼ばれるようになった人である。(*1943年6月18日に与えられたリーデ
ィング2946-3がそれを証拠付けている) 

宴会が催されるのが仕来りであった。モーセの律法、モーセの慣習、モーセの掟を守っ
てきた人々の習慣と伝統に従って特別な方法で準備されたパン、香料をつけて丸焼きに
された小羊などが出された。マリアの家族も、また花婿の家族も出席していた。 

花婿は、名前をローエルといい、ゼベダイの息子達の一人であった。後にイエスの身近
な友、身近な弟子となったヤコブとヨハネの年上の兄弟であった。主イエスは、取りま
く人々と一緒に戻ってきたが、当然のことながら、母と話しをしようと求めた。

この出来事についてイエスも聞き知り、従随する人々と共に宴会に招かれたのである。

ぶどう酒をたくさん出すことも仕来りであった。その日は汝らの暦でいうところの6月
3日である。園には野の草花がたくさんあったが、それらの一部だけが必要とされた。 

その日は日中も晴れていた。夕方になっても空は晴れていた。月は満月であった。かく
してぶどう酒の量はいやましに増えていった。人々は浮かれ、輪を作ってダンスに打ち
興じた――これもまた当時の慣習であった。これはその土地の慣習だけでなく、現在の
あなた方自身の国においても復活されようとしているものである。

既に述べた行事につれて、ぶどう酒の残りが少なくなってきた。

覚えておきなさい、ゼベダイの息子達は、今日の言葉で言うなら上流階層に属していた
のであり、貧しい人々ではなかった。また、そうであるが故に、マリアが彼女の親戚達
にご馳走を振る舞ったのである・・・』(後略)



いかがでしょうか?

生き生きと、まるでつい昨日起こった出来事のようにケイシーは結婚式の様子を描写
しています。満月に照らされて、人々が踊り歌い、飲み明かしている姿が目に浮かぶ
ようではありませんか?

私はこのリーディングを読み、何故、聖母マリアがワインが無くなったことを気にして
息子イエスにそっと告げたのか、その理由がようやく分かりました。マリアは招待者で
はなく、ご馳走を用意する側だったんですね。


聖書は、遙か遠い昔の遠い国で起こった自分には関係のない書物だと思いがちですが、
いえいえ、ケイシーにかかれば、心弾む、そして身近な物語に変わっていきます。

ちなみに最後の晩餐の時の描写を紹介したメルマガはこちら。
0223号:最後の晩餐が見える・・・


黙示録を含め、ケイシーリーディングに基づいて読む聖書解釈は、音声だけですが
『MP3版 聖書講座全集』で聴くことができます。
2時間以上の講座×33回分なので、じっくり聖書に取り組めます。


ケイシーが述べたイエスの生涯について興味がある方は『キリストの秘密』をお読み
下さい。第1章は少し専門的な内容なので、第2章から読み始めるといいですよ。


『キリストの秘密』
*テンプルでのお買い物と一緒にご注文の場合

*Amazonに注文する


「カナの結婚式」でイエスが水をワインに変えた奇跡については、ケイシーは別のリー
ディング(3361-1)で少し述べています。こちらに興味がある方は、イスラエルから帰国
後ブログに少し書いていますので、ぜひお読み下さい。

「カナの結婚式」が意味するもの

イエスと聖母マリアの関係性



それでは、また!

(有)テンプルビューティフル メルマガ587号 2015年5月22日配信

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