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◆◇◆ 風邪やインフルエンザを上手く経過させる ◆◇◆ 570号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
夕べ、テンプルのWEBを作っていただいているJシティ社長の平尾さんが出演されると
いうので六本木男声合唱団倶楽部のミュージカルを見に行ってきました。
六本木男声合唱団は、名前のとおり男性ばかりの合唱団。所属メンバーは政財界の
大御所も多く、後期高齢者の方もチラホラ。平均年齢62.3歳。日本の名立たる会社の
社長さん、会長さん、議員さん他、所属メンバーがどうやって1000時間を超える稽古
時間を捻出してきたのかと驚いてしまいますが、歌って踊っての3時間の舞台。
普段見に行っている舞台とは違ったアットホームな盛り上がりを楽しんできました
(観客席も出演者のご家族などで、セレブの香りで華やかでした!)。
夕べの出演者の皆さん
普段所属している職場やコミュニティとは別に繋がることのできる世界を持っている
のっていいですねぇ。
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野口整体の創始者である野口晴哉先生は、上手に風邪をひくこと、クスリや注射で
急激に解熱させたり炎症を抑えたりせず、うまく風邪を経過させることの大切さを
説いていらっしゃいます。
時々風邪をひいて熱を出し、身体をリセットしておくことが、健康で長生きできる
秘訣であると。
*詳しくは『風邪の効用』野口晴哉著をお読み下さい。
私はもの心ついてから、風邪やインフルエンザに罹った時に対処法はひたすら寝て
治す派。病院に行かずとも、クスリを飲まずとも数日内には治るわけですから、熱が
あるときには、無理に外出せず、ゆっくり自宅で過ごしています。
しかも、出来るなら2~3年に1回くらいは風邪かインフルエンザで高熱を出した
いとさえ思っているので、人が風邪やインフルエンザでいともあっさり病院に行き、
クスリや注射で解熱してもらったと聞くと、せっかく熱を出したのにもったいない
なぁとも思っています。
*乳幼児や高齢者の高熱の場合には、医師の指示を仰いで下さいね。
何年もそうやって風邪ひきに慣れておくと、自分の風邪を経験値として蓄積できるの
で、体調不調になったとき、それが単なる風邪なのか、そうでないのかが自分でも
判断できるのではないかなと思うのですが、いかがでしょう?
…そうはいっても、会社勤めの方や学校の先生は発熱ごときで休めない、ということ
もあるでしょう。同僚には迷惑をかけるかもしれませんが、これは生き方の問題なの
で、普段から同僚に説明しておくといいかも。その分普段の日はしっかり仕事をして
フォローして下さいね。
普段身体をアルカリ性に保つ生活をしていれば、風邪やインフルエンザは滅多にひか
ないと思いますが、ひいてしまった時の風邪をうまく経過させるケイシー流の方法。
インフルエンザや風邪については過去にメルマガや『けいし君コーナー』でも書いて
いますので、今回は出来るだけ新しいケイシーリーディングをご紹介できたらと思っ
ています。
【風邪の予防】
ケイシーは風邪やインフルエンザの菌はアルカリ性の状態の中では長く生きることが
できないと述べています。
ということは、風邪の菌から自分を護ろうと頑張るより、食生活の乱れ、疲労、睡眠
不足、ストレス状態から離れることが一番の方策ということになりますね。
Q)『現在の風邪を解消するためにさらに何かすべきですか? 何がこれらの毒物を
もたらしているのですか?』
A)『すでに述べた通りだ。腸内洗浄と排泄を回復させることである;アルカリ度を
保つこと――だが、これでさえもやり過ぎてはならない、よろしいかな? 鼻で吸い
込む代わりに、鼻をかむこと! 憤る代わりに、愛することだ!』 288-44
Q)『風邪の予防のために何ができますか?』
A)『諸々の状態を取り除き、さらに身体をアルカリ性に保つことだ』566-6
【戦える血液に】
血液中に赤血球が十分にあること。ヘモグロビン数値がキープされていることも重要
のようです。つまり貧血の人は風邪をひきやすい、ということが言えます。
Q)『インフルエンザに罹らないようにするには、彼女は何ができますか?』
A)『述べた通りだ。風邪に罹らないようにすることは、風邪の菌として知られる
ものに血液が影響を受けないようにすることである。
つまり、予防するには、体のバランスを正常に保ち、体の代謝を正常あるいは正常
近くに保つことで、体内に風邪と戦うものを作り出すことである(それは赤血球の
ことである!)。
Q)『彼女が繰り返し病気になるのは、インフルエンザの菌が原因でしょうか?』
A)『インフルエンザよりもむしろ風邪の影響である。ただしその影響は、風邪や
細菌、桿菌と効果的に戦うものをヘモグロビンが体内に作り出すことができないこと
によって作り出されている』 654-3
【背中の痛み】
風邪やインフルエンザの時、背中や身体が痛むことがありますよね。その原因につい
てケイシーは体内毒素が影響していると述べています。
Q)『背中全体が痛むのはどうしてでしょうか?』
A)『体内の毒素が、神経に圧迫としての影響を与えているためである』538-63
Q)『背中の右側と臀部、腹部がとても痛むのですが、何が原因ですか?』
A)『肝臓にうっ血があるために毒素が圧迫しているのである。また肝臓の循環と
熱が障害を起こしている』 413-15
【療養中の過ごし方】
では、風邪やインフルエンザに罹ってしまったとき、どのように過ごせば、それらを
経過させられるでしょうか?
『(発熱は)この炎症の影響によるものであり、風邪の菌に冒された部位に対して
白血球の流入が増大することによる自然の傾向である。そのため現在の状態に対応
するには次のようにする。まず静かにしておくこと。あるいはベッドに横になって
おく。少なくとも熱が全くなくなるまで、静かに過ごす』808-4
【療養中の食事】
風邪やインフルエンザの時の基本の食事はアルカリ性の流動食か柑橘系のジュース。
体力をつけるためにビーフジュース(牛肉のエキス)が勧められています。
*血液がアルカリ性状態だと、血液の酸素濃度と毒素排泄力が高まる
『食事は、主に柑橘系の果物ジュースにするか、体内でアルカリ反応を生じるものに
する』808-4
『食べ物は出来る限り液状のものか、フルーツジュースだけにする』341-46
『流動食、あるいは半流動食を続ける。これは、ほかのどんな重い食事よりも望ま
しい。果物ジュースを飲むことで排泄を良好に保つこと。特に、レモン汁を入れた
オレンジジュースか、グレープフルーツジュースが良い。野菜ジュースとスープ、
生野菜も良い。特にセロリと人参が良い』538-62
『液状のものを除いて、ほとんどの食べ物を控える。液状のものと摂る場合でも、
これらの大半は柑橘系のジュースにする。体力を付けるものとして、ビーフジュース
を摂る。これはブロス(ブイヨン、薄いスープ)としてではなく、純粋のビーフ
ジュースであり、日中、これを少量、頻繁にすするようにして飲む』464-18
*柑橘系のジュースは市販のものではなく、絞りたてをお飲みください。
*ビーフジュースの作り方
【毒素排泄には洗腸】
風邪やインフルエンザの要因の1つが体内毒素の蓄積。あれ?ちょっとまずいぞと
思ったら、固形物は食べずに絞りたての柑橘ジュースを飲み、寝る前に洗腸を行って
おくと、翌朝、風邪の諸症状は雲散しているかもしれません。
『まず高圧浣腸を行う。塩と重曹を入れた温かい水を使う。浣腸を行うときに、部屋
を温かくする。これは自分で行うことができる。小さじすり切り1杯の重曹と、小さ
じ山盛りの塩を、2クオートの体温に温めた水に入れる』341-46
『風邪の傾向があるときはいつでも、何が何でも腸内洗浄を行うこと』1151-19
【玉ねぎ湿布】
身体に不快な症状、痛みがあるときには玉ねぎ湿布を当てることも勧めています。
『我々は玉ねぎの湿布を用意する。玉ねぎをすり潰し、それを袋(小さな枕ケースや
チーズを入れる布など]に入れる。それを喉や胸、上部、あるいは下部で重苦しさの
あるところに当てる。
生の玉ねぎの湿布を当てる場合、湿布は0.6~1.2cm位の厚さになるようにし、少なく
とも2時間から3時間当てる。体から(湿布を)よく洗いし、夜、再び当てる。
鈍重感がある場合は、いつでも当てて良い』710-2
『およそ2日間、毎日1時間ほど、肝臓、胆のうの部位から盲腸の部位にわたって、
次のようにして作ったタマネギ湿布を当てる』1561-22
*このリーディングではみじん切りの玉ねぎを加熱し温かい湿布を当てることが勧め
られています。
【今からできる風邪対策】
<一番簡単!>
ケイシー流の風邪予防法で、これ以上簡単なものはないというのがカーボンスチール
(炭素鋼)を身に着けておく、というもの。
冬の静電気の防止にもなりますよ、というお客様の声も届いています。
カーボンスチール(不思議です。この小さなコインが風邪予防になるなんて)
<食べ物、サプリから>
★身体を弱アルカリ性に保つような野菜中心の食生活と安定した精神状態
(怒り、不安、心配、ストレスは身体は酸性に傾けます)
ビタミン不足の解消(液体だから乳幼児にも飲みやすいマルチビタミン)
★貧血解消&赤血球を増やして、いざという時に戦える血液に
美味しい鉄分サプリ、フローラディクスで健康な血液づくりをサポート
<毒素排泄>
→風邪かなと思ったら、毒素排泄のために洗腸をしてみる
<毒素排泄&免疫力アップ>
→やはりひまし油湿布はマストアイテム
◆インフルエンザ、風邪対策のメルマガバックナンバーはこちら
ケイシー流インフルエンザ対策その1
ケイシー流インフルエンザ対策その2
◆ケイシー流風邪対策(ビーフジュースの作り方もご参照下さい)
なお、
ケイシーリーディングには、インフルエンザの後遺症というカテゴリーもあります。
うまくインフルエンザを経過させられず、インフルエンザあとに、体調不調が続いた
場合、ケイシーは何を勧めていたのか、改めてご紹介させていただきます。
それでは、また!
(有)テンプルビューティフル メルマガ570号 2015年1月16日配信