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◆◇◆ 「自分で決める」を楽しむ ◆◇◆ 430号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
テンプルのインタビューページ、第3回目をアップしました。
今回お話をうかがったのは皮膚科医でホメオパシードクターでもある渡辺奈津先生。
ケイシーとの出会いがそもそも不思議です。こちらをクリックしてお読み下さい。
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ケイシーのリーディングを読んでいると、しばしばケイシーは自分で考えなさい。
自分で決めなさい。自分で選択しなさい、と述べています。
ところが、ケイシーが生きていた時代からは想像もできないほどの情報社会となった
今、ネットをクリックすると、溢れんばかりの情報とアドバイスを見つけることが
できます。
しかも、タダで!
となると、もう自分で考えたり試行錯誤をすることを放棄してしまう。
常に正しい答えを求めてしまう。
私は、人はいろいろな経験をするためにこの地球に生まれてくるので「間違って学ぶ
権利」があると思っています。「間違う楽しみ」もいいものだと思っています。
ところが、どうやらこの私の意見には同意しない方も多いようで私が「それは自分で
決めて下さい」「間違ってもいいじゃないですか」とお話するとビックリされること
があります。
エドガー・ケイシーは20世紀最大のサイキックと言われています。質問すれば必ず
自分にとって「正しい回答」が返ってくると多くの方は思っていたでしょう。
でも、ケイシーはときどきこんな回答をしていました。
Q)一緒になって私が最も幸せになれる人は誰か探してもらえますか?
A)「これはあなた自身で選択しなければならない」520-3
Q)今の時点で結婚することは望ましいことでしょうか?
A)「あなたが正しい人をみつけたなら、いつでも望ましい!」622-7
結婚と仕事のどちらを選択すればいいのかという質問に対し
「・・・これまでも述べてきたように、仕事を選ぶこともできるし、家庭を選ぶこと
もできる。仕事の方があなたを幸福にするなら仕事を選べばよいし、家庭のほうが
あなたを幸福にするなら家庭を選べばよい。はじめから言ってきたように、あなたの
心が何を望んでいるか、よく確かめることだ。
あなたが理想とするものはなんであるか。それが分かったなら、いずれか選んで、
それに向かって努力せよ。それが決まれば、ほかに何を探す必要があるのだろうか」
349-8
どの聖書がもっともよい聖書かという質問に対し
「あなたにとって真理に一番近い版は、どのような版の聖書であれ、そこから読み
得たことを自分の人生に適用するところのものである」2072-14
こんな回答をもらった人は、きっと面食らったことでしょうね。
メルマガ228号の「読書の楽しみ」で、私は以前知り合った大学生のエピソードを
ご紹介したことがあります。彼は当時現役の早稲田大学の学生だったんですが、どの
本が面白いのか分からないと理由で、純粋に読書というものをしたことがない人で
した。
結局、彼は唯一自分が子供の頃から知っている「少年ジャンプ」だけを毎週、繰り
返し繰り返し読んでいました。
本棚から本を1冊取り出すことができないため、結局何も選ばず本棚から立ち去って
しまう人もいるのかと、当時25歳だった私は真底驚いてしまいましたが、だいたいの
人は、本棚から本を1冊取り出すことくらいは簡単にしています。
面白くなければ、その隣の本を選ぶこともできますし、どの本が面白いか、読書好き
の友達にアドバイスを求めることもできます。
でも、結婚すべきか仕事を選ぶべきか、あるいはどの人と結婚したらいいのかは、
さすがに本棚の本と違って、簡単に選び直すことができません。
そんなとき、ケイシーはこういう風に決断するといいよとアドバイスを残していま
す。といっても、これも、まずは決断が必要ですが。
「自分自身の心の中で祈り、瞑想し、『これか』『あれか』のどちらを選ぶのが正し
いのか決めなさい。そしてそのことに関して祈り、しばらくはそのままそっとして
おく。すると突然、『イエス』か『ノー』でその答えがやってくるはずだ。
その答えを得たら、それを携えて神に向かって『私に道をお示し下さい』と祈りな
さい。するとまた『イエス』か『ノー』のいずれかがあなたの心の奥深くから現れて
あなたを導いてくれるだろう」3250-1
こんなリーディングが残っています。
「それら(霊性と精神性の一致)はこの人自身の選択と決意によって為されなければ
ならない。なぜなら、意志によって決断しない限り、この人は他の人たちの言いなり
になって、チェスの一つの駒に過ぎなくなってしまう」8-4
「(今回の転生で)この人が必要とし、成長させようとしているのは、まさに選択と
決断能力の開発にある。するか、しないかは自分で決めなければならない! 」256-2
なかなか自分で物事を決められない人は、まずは小さな決断と行動からスタート。
朝早く目覚めたら、目覚まし前に起きてみるとか、レストランのメニューを素早く
決めてみるとか。
人に決めてもらう人生を送るのか、自分で決めて自分で行う人生にするのか。
これからの時代は、ますます自分で決断することが必要になってくると思いますよ。
上記で紹介したリーディングのうち、結婚についてのリーディングは以下の本からの
抜き書きです。独身の方も既婚の方も1冊はお持ちになっておくといいですよ。
「愛と結婚の法則」たま出版
さて、明日はいよいよ黙示録講座。
あえて知ろうとしなければ絶対に読み解くことができない「ヨハネの黙示録」に秘め
られた驚くべきメッセージとは? 黙示録講座の集大成とも言える2日間!
2012年に聞く黙示録のメッセージはさらに魂に響きます。
今日中のお申込であれば大丈夫です(配付資料の準備のため)。
ご参加、お待ちしております。
(有)テンプルビューティフル メルマガ430号 2012年02月24日配信