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◆◇◆ 日本を救うのは今日の私 ◆◇◆ 418号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。
ただいま鹿児島を旅行中。日本の神話の世界から開聞岳、知覧まで。古事記の世界と
現世を行ったり来たりの不思議旅。夕べは満天の星空のもと、新月のご祈祷を霧島で
とり行っていただきました。
昨日は知覧の特攻平和会館には初めて足を運びました。特攻で亡くなった若い命の
あまりの多さに愕然とします。中高校生には、修学旅行で観光に行くなら、ぜひ知覧
の平和会館に来てほしいと心から思いました。
小説「永遠の0」は、この夏私も夢中になって読んだ一冊。お読みになっていない
方は是非!
今回の旅の様子はこちら
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リーディング番号3976-26番において、ケイシーは、当時起こっていたある占星術的
なアスペクト(座相)を述べたあと、以前、同じような惑星の配列があったとき、
地球には混乱と争いがあった、と述べました。
そして、1941年4月以降という時期について
「1600年前にあったような光と闇の力。その時代にあったようなことがいまある。
我々は、国家が国家に対立するのを見出す。死と破壊の力、何らかの理想を定めて
いる人々が心に大切にしてきたものが破壊されるということが起きる」と。
1941年といえば、日本がアメリカに対して戦いを挑んだ年。まさに国家が国家に対立
し、死と破壊の力が勢力を増した年です。
今週の水曜日、11月23日に占星術学的には「天王星がワールドポイントと呼ばれる
牡羊座ゼロ度の位置に入った」とか。この座相の意味するところ、今後、私たちは
「人生の突然の転機、生活環境の改善、住居あるいは職業の変化、革新と改革の
実行」が起こりやすくなる、と言われています。
これは1941年の惑星の座相とは違いますが、2012年という大きな変化が予想されて
いる時期、宇宙はやはり「変化」を意味する惑星の配置を示している、というのは
非常に興味深いことです(宇宙がこの配列だから変化が起こるのだ、ということも
言えますが)。
2012年は地球全体に大きな変革が起こるかもしれない、と言われている年。
1941年がそうであったように、その前の1600年前がそうであったように、地球規模の
変化が起こったとき、その渦のなかで、ささやかでちっぽけな「個人」である私たち
は、いったいどうしたらいいのでしょう。何ができるというのでしょう?
大洪水のうねりのなかに巻き込まれ、翻弄され、為すすべもなく流されていく落ち葉
のようになってしまうのでしょうか。
ケイシーは、同じリーディングで次のように続けています。
「それぞれの人にとって、(国家レベルの紛争や争いも)個人的な事柄であり、個人
的な状態である。それゆえ、3200年前に示されたあの精神――『汝らは誰に仕えるの
か、今日、宣言せよ! 私と、私の家は、生ける神に仕える』――この精神を、それ
ぞれの人が表明することが求められるのであり、要求されているのである」
何が起ころうとも、1人1人共通に求められている命題は、
「それぞれの人は自分が誰に仕えるのか――国家か、人か、州か、それとも汝の神で
あるか――宣言せよ」
ということ
「汝らが期待する安寧は神に求めなければならない。(中略)『他の人々は自分の
欲するところを行う。しかし私は、生ける神に仕えることを選ぶ』と宣言する人々に
安寧が留まる」
惑星がどのような配列となり、社会が混沌とし、大きな社会変化や戦争が起ころうと
も、それは同時に私たち1人1人にとっての個人的な状態であり、何に仕えるのか、
1人ひとり、内なる選択によって道は大きく変わってくる。神に仕えることを選択
した人には、どのような状況が起ころうとも安寧がある。
そうケイシーは述べています。
驚くべきことに、同じリーディングの中で、ケイシーはこうも述べています。
「・・・この精神を心と目的においてのみならず、行為と口の言葉によって宣言する
人々の数が充分になれば、(聖書に)古より約束されてきたことを通して、目覚めが
来るかも知れない」
「(アメリカに内紛が起こるかどうか)・・・それは、光を見出した人々、労働と
資本、雇用者と被雇用者の間の状況を理解する人々が、祈り、互いに連携して生きる
ようになるかどうかにかかっている」
2011年の日本。
私たちは、いまだ終息しない原発事故にしても、近い将来、再び起こるであろうと
言われている自然災害にしても、無力で何もできることはない、ただ起こることが
起こるにまかせるしかない、と思ってしまっています。
が、1941年に取られた、ケイシーのこのリーディングの言葉を信ずるなら、私たち
1人ひとりが「これから私は、自分の中心に神を置き、神に仕え、神の真理のもとに
生きる」と心と目的と言葉と行為によって宣言し、祈り、お互いに連携して生きる
かどうかで、将来起こるであろう状況はずいぶん変わる。と同時に、その数が必要
十分に達すれば、社会全体に目覚めが起こってくる、ということになります。
つまり、日本の未来を変えることができるのは、今日これから、私たち1人ひとりが
どう生きるか、それにかかっている、ということ。
このリーディングではケイシーは終始、神の存在を忘れるな、神に呼びかけよと
述べています。
Q)そのような重大な出来事に対抗するために、わたし達に何ができますか?
A)「トラブルを知らしめることである。その問題がどこに存在するかを。 神を
忘れた人々は、それに直面しなければならない!」
「人類の目的から神を除外してはならないということを認識すること。出来事を
神の導きとして示すこと」
ケイシーはこのリーディングの最後で、こう述べています。
「それぞれの人は、各々の神に呼びかけるのではなく、あの唯一の神に呼びかけ
よ!」
残念ながら、日本人である私にはこの「唯一の神」という概念がしっくりきません。
でも、かつて、日本人の心には「おかげさまで」の精神があり、誰に見られなくとも
「お天道さま」が見ていらっしゃるから、お天道さまに恥ないように、と1人ひとり
が自らを律して生きていました。
戦後、私たちの心の中の中心から「お天道さま」がいなくなってしまいました。
その結果が、いま私たちの前に広がっている現実であり、政治や企業倫理の荒廃に
繋がっているようにも思います。
日本人にとっては、西洋にあるような唯一の神はいないかもしれません。でもお天道
様に恥じないように、お天道さまに顔向けできるように、といった心はあります。
地球は日々活動しています。日本にも再び、大きな災害が起こる可能性はあります。
それによってまた多くの方が亡くなってしまうかもしれません。今度はその当事者に
自分がなってしまうかもしれません。
ケイシーはリーディングでこうも述べています。
「肉体を破壊するかもしれない影響力を恐れるな。むしろ、肉体と魂の両方を永遠の
喜びのなかで救うことのできる神を誉め讃えなさい」
地球に混乱と争いが起こりつつあった1941年、ケイシーは人々にこう祈るようにと
伝えました。
「神さま、私はここにおります! あなたがふさわしいと思われるように、私を
お使いください。あなたが私のために備えられた目的に私がいつもかなっております
ように。さまざまな理由で希望を失った人々に対して、暗闇の中に輝く光となさしめ
てください」
このメルマガを読んでくださっている皆さん1人ひとりが、今日、いま、自分がいる
場所で、小さくとも輝く光となれたなら・・・。
そんな1日1日を、1人ひとりが積み重ねながら生きていったら、日本の未来には
明るい希望が見えてきそうです。
(有)テンプルビューティフル メルマガ417号 2011年11月26日配信