エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

0228:読書の楽しみ

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          ◆◇◆ 読書の楽しみ  ◆◇◆ 228号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜穂子です。

ここんとこ、私がお店に出て、お客様とお話をする機会がめっきり少なくなりました。
そこで、月に1回だけですが「光田がお店の看板娘になる日」を作りました。

--招き猫にする予定だった猫のニコさんは、あまりに外出嫌いなので、完全
に家猫です。

どんな人がこのメルマガを書いているの?って思われる方は、ぜひこの機会に、
生ミツダに会いにいらして下さいね。

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1/31のブログに書いたんですが、私は空いた時間を見つけては読書にいそしんでいます。
特に電車に乗っている時は貴重な読書タイム!

そもそも、光田家はスポーツからきしダメ一家。そのせいか家族全員が読書好き。子供
の頃、夕食が終わると、皆それぞれが自分が読みたい本を持って、てんでバラバラな場
所で本を読んでいる、といった光景もよくありました。広島の自宅は、かつて図書館の
ようでしたよ。

だから未だに私は読書好き。ご飯を食べるのは忘れても、本を読むのは忘れない部類の
人間です。
でも、1年に200冊、300冊読んでも、本当に心の底から感動する本って、滅多に出逢え
ないんですよねぇ。そこそこいい本は、たくさんありますが、目が肥えてくると、この
本に出逢えて良かった~って心から思い、魂が震えるくらい感動する本って滅多にない
んです(でも、それだからこそ、珠玉の1冊に出逢えた喜びは大きいです!)。

フフフ。でも、そんな、珠玉の1冊に今月、出逢えてしまいました。
読みはじめてすぐに「この本は他と違うぜ!」って、この本に出逢えたことに感謝する
1冊でした。詳しくはブログに書いたので、私に感動を与えてくれたその本を、自分も
読んでみたーいって方は下記をチェック・・・。
今日はそんな読書のお話です。

さて、20年ほど前、ピースボートっていう船で世界を廻るツアーに参加したことがあり
ます。議員になった辻本清美さんが、まだピースボートを運営されていた頃のことです。
3週間ほど、ずっと同じメンバーで旅行しますので、人間関係がかなり密になります。
その中に、早稲田の現役の学生さんが参加していました。
いまでいうオタクっぽい人。その彼との会話で「え~!」と驚いたことが1つ。
彼はそれまで1度も自分で本を買って読んだことがない。というより、読書というもの
をしたことがない人だったんです。
当時彼は大学3年生くらいでしたが、早稲田の学生をして、純粋な読書をしたことがな
い人がいるっていう事実に、私は心の底から驚いてしまいました。
(だから未だに覚えているんですが・・・)

彼が読んでいた唯一の本が少年ジャンプ。「少年ジャンプなんて、30分もあれば全部読
めるじゃーん」って聞いたら、次の号がでるまでに60回くらい読むって言ってました。
他に読むものがないから・・・。

光「なんで、本を読んだことがないの?」
彼「どんな本が面白いか分からないから」
光「本屋に行って、読みたーいって本、無い?」
彼「本がありすぎて、1冊を選べない」

そうか。本が選べなくて本が読めない人がいるんだって、その時初めて知ったんですが、
こんな方、ほかにもいらっしゃいますか??

本好きの方にはご同意いただけると思うんですが、本って、1冊読んだらそれで満足す
るってことはないですよね? 何かを読んだら、その分野についてもっと知りたくなる。
あるいはその作者のことがもっと知りたくなる。

だから、裏に書かれている「参考文献」や同じ作家の本をまた買って読み、さらにまた
別の本を読み・・・と、興味と好奇心がどんどん膨らんでいきます。

「この本失敗!」とか「面白くなかった」という本だって山のようにあります。だから
こそ、キラリと光る感動の1冊に出逢えた時の喜びも大きいです!
早稲田の学生さんは、そもそもその第1冊目さえ手にとっていないので「面白い」も
「面白くない」も感じることさえしてないわけですが・・・。
これって、本だけの話しじゃないですよ。

別に読書じゃなくても、スポーツでも演劇でも、歌でも絵でも、とにかく、自分の心と
身体を使って、自分だけのパーソナルな体験を積み上げることって、何か別の体験をし
たときに、より、その世界を深く感じ取れる「力」「基礎体力」を私たちにもたらして
くれるように思います。
人の価値判断に左右されない心の強さをもたらしてくれます。

昔は、活字が小さいほど、そして文章が2段で書かれてり、小難しいことが書かれてい
る本ほど読む闘志が沸いてきた私も、最近は、字は大きくすぐに読める本ばかり手にと
っています。

先週末、私は、毎朝4時半に起きて、3冊の本を読み続けている人に出会ったので、こ
りゃあ、心して「知の刺激」を作らないと、私はどんどんアホになっていってしまうと
ちょっと危機感を感じてしまったのですが・・・・
先日、ショーペンハウワーの「人生と孤独」を読みました。読書の楽しみを知っている
と、年をとったときに、一人でいることを楽しめる。内なる冒険を一人、ムフムフと楽
しめる。そんな70歳、80歳になれそうだって思います。

数年前、グラディス・マクギャレイ博士にお会いしたとき、博士は85歳だったんですが、
博士の知的好奇心は止むことなく、朝と夕べは必ず読書。そして、滞在中、私は、博士
がテレビを見ている姿を1度も見ることはありませんでした。

そのとき、つくづく、読書の楽しみを持つっていいなって思いました。
最初から面白い本に出逢えなくても、書評を読んで選んだり、好きなアーティストが読
んでいる本を選んだりしていると、そのうち、自分の好きな書き手や文体が分かってく
ると思います。

ケイシーの本も、以前よりは増えました。
ぜひ、また本棚から引っ張り出して、読み返してみて下さい。
読書は、内面と世界に向けての冒険。それもプライスレスです!


それでは、また!


(有)テンプルビューティフル メルマガ228号 2008年1月30日配信

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