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エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活: 0761:睡眠不足は老化を加速する

0761:睡眠不足は老化を加速する

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   ◆◇◆    睡眠不足は老化を加速する   ◆◇◆ 761号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。


世の中、特に都会での生活は、少しずつ「慢性的な睡眠不足」が広がっています。
田舎にいくと、18時すぎにはお店が閉まり、20時になると街は真っ暗。商店街も閑散
としていますが、都会は24時間体制。真夜中まで煌々と灯りが灯っています。
それに伴い、就寝時間がどんどん遅くなり、寝不足のまま朝が始まるのがパターン化
している人も多いのではないでしょうか?

でも、どれほど十分な睡眠が私たちの生命にとって大切か。

脳科学者のマット・ウオーカー博士の興味深いTED talksの動画がありました。

今日は、博士のお話を抜き書きしながら、ご紹介させていただきます。


・・・以下、ウオーカー博士のお話・・・

博士の話は睾丸のエピソードからスタートします。

曰く
「5時間しか眠っていない男性の睾丸は、7時間以上眠っている男性よりもかなり小さい!」

「毎日4~5時間しか寝ていない男性のテストステロン(男性ホルモン)レベルは、
その年齢より10歳以上年上の男性と同じ程度である」

「かなり小さい」がどれくらい小さいか、マット博士は話していませんが、話のつかみ
としては十分です!(笑)。

これは男性に限ったことではなく、女性も同様にホルモンレベルの低下が起き、睡眠不足
が続くと、10歳も早く老化が加速してしまうそう…。

これは由々しきことです!

学習についても、学習の前後には睡眠が必要。
脳が学びの準備をし、そして学んだことを脳に記憶させ、定着させるためには、やはり
睡眠が重要。睡眠不足のまま勉強しても、脳は新しいことを記憶できないのだそうです。


8時間たっぷり睡眠をとったグループと睡眠不足の状態にしたグループを使い、学習能力
がどれくらい違うか実験をしました。

睡眠不足にしたグループは、十分睡眠をとったグループのなんと、40%も結果が下
回っていました。

脳には海馬という情報の受信箱のような場所があるのですが、睡眠不足だと、あたかも
その受信箱が閉鎖され、新しい情報ファイルを受け取れない。そんな状態になっている
そうです。


年を取るにつれ、記憶力は低下していきます。同時に年をとると、深くて良質な睡眠が
とりにくくなっていきます。

となると、深い良質な睡眠が取れないことが、認知機能の低下や記憶力低下の要因にも
なっています。年を取れば取るほど、睡眠時間の確保が重要になってくるのです。


サマータイムを導入している国がいくつもありますが、
春にサマータイムが始まり、いつもより睡眠時間が1時間短くなると、翌日24%も心臓
発作件数が増えるそうです。

そして秋にサマータイムが終了し、睡眠時間がいつもより1時間余分の取れた翌日は、
21%、心臓発作の件数が減る。

同じことが車の衝突事故や交通事故、自殺率にも起こります。
睡眠時間が短くなると事故や自殺が増え、睡眠時間が長くなると、事故や自殺は減少
します。


体内の免疫システムでも、体内のナチュラルキラー細胞(がん細胞やウイルスに感染する
など異常な細胞を見つけると、すぐに攻撃する防衛隊のような細胞)が、睡眠不足だと
うまく働かなくなります。

たった1日、いつもより4時間睡眠時間を減らしたとき、ナチュラルキラー細胞にどの
ような影響が出るか、実験をしました。

すると、10%、20%といった数字ではなく、なんと、70%もナチュラルキラー細胞の
活動が減っていました。

睡眠不足とガンの発生率はリンクしています。
今、因果関係があると分かっているものは、大腸ガン、前立腺ガン、乳ガン。
ガンの発生と睡眠不足はあきらかに因果関係があるので、WHOは、夜勤のシフトがある
仕事は睡眠のリズムが乱れるため、発がん性があると分類しているほどだそうです。


睡眠時間が短くなればなるほど、死亡リスクが上がり、寿命が短くなります。

短い睡眠時間はDNAにも変化が生じてきます。
1週間、睡眠を1日6時間に制限したときと、同じ被験者が8時間たっぷり寝たときの
遺伝子活動を測定しました。

睡眠時間が短くなると、711もの遺伝子活動が乱れていました。

睡眠時間が減ったことで、その活動が減った遺伝子は、免疫に関連する遺伝子。
反対に、睡眠時間が減ったことで活動が増えた遺伝子は、腫瘍発生に関連する遺伝子や、
体内の慢性的な炎症に関する遺伝子、ストレスに関連する遺伝子でした。

つまり、睡眠時間が減ると、免疫活動が減る一方で腫瘍や炎症、ストレスに関連する
遺伝子が活発化してしまう。

警察官が減ったときに体内のアチコチで暴動が発生するようなものです。


ではどうすれば質の良い睡眠が取れるようになるか。
もちろんカフェインを減らすなどもあるでしょうが、マット博士が勧めているのは
1)規則正しい生活
  平日でも週末でも同じ時間に起き、同じ時間に寝る
  それにより睡眠が安定化し、量と質が改善します。

2)気温は低めに
  暑い部屋より寒い部屋のほうがよく眠れるので室温は18度くらいに保つ
  (*夏でも、エアコン18度設定だとかなり寒いと思いますが~)


睡眠は私たちの生命維持装置のようなもの。
博士は、今こそ、十分な睡眠時間を取る権利を取り戻すべきだと訴えています。
睡眠こそ、最強の万能薬だと。

博士の話を聞いても、まだ、限られた24時間のうち、8時間も睡眠時間をとるなんて
子どもじゃあるまいし…と思ってしまいます。

でも、睡眠時間をたっぷりとることで昼間の活動が充実してくるのは事実のようです。
8時間睡眠は1日の時間に対して長すぎるように思っても、残りの16時間のパフォー
マンスがあがり、老化のスピードが減速。免疫活動も活発化するなら、結果として
いつまでも健康で若々しくいられるわけですから、生きて活動できる全体の時間は
決して短くないのかもしれません。

しかも、この最強の万能薬、無料です。


私のふだんの睡眠時間はだいたい6時間から6時間半。
時々10時間以上寝続けたりしていますが(笑)、博士によると「寝だめ」しても、普段
の睡眠不足を補填することにはならないそうです。

*余談ですが、以前アメリカのローフードのリトリート施設に滞在したとき、そこで出さ
れる食事は全て非加熱で消化吸収に全く負担のない食事(今の日本で普及しているロー
フードとは内容が全く違います)だったので、滞在中は4時間も寝れば自然に目が覚め
ていました。しかも朝の目覚めもスッキリクリア。
ですから、食事の内容によっては、もっと短い睡眠でも、上記に書いたダメージが少なく
なる場合もあると推測しています。



最後に、睡眠時間が短い人、夜勤の仕事がある方への博士からのアドバイスがありました。

これまで人類は、その長い歴史の中で、慢性的な睡眠不足に陥ったことがなかったので、
睡眠不足が続いても、身体にはその影響を防御するセーフティネットがない状態なのだ
そうです。そのため慢性的な睡眠不足が続くと、脳も身体も急速に崩壊に向かってしまう。

だから何を置いても睡眠を優先させることが重要。

また眠れないなら、眠れないまま寝室にいるのではなく、別の部屋に行って過ごす。
寝室でずっと起きたまま過ごしていると、脳は寝室を「起きている場所」と認識するよう
になる。寝室を寝るためだけの場所にする。そうすると眠りやすくなるそうですよ。


それでは今夜はよい睡眠を~!


マット博士のスピーチを見たい方はこちらから




それではまた!


(有)テンプルビューティフル メルマガ761号 2019年9月6日配信

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