エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

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0608:制限、限界は自分で作っている

0608:制限、限界は自分で作っている

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   ◆◇◆   制限、限界は自分で作っている   ◆◇◆ 608号
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有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

しばらく山梨県の八ヶ岳と奈良の大峰山に行ってました。
大峰山は役行者が開いたとされる古くからの修験者の行場ですが、この山で行者修行を
した友人がおり、ときどき彼女の案内で護摩炊き法要に参加させてもらっています
(毎回1泊3日という弾丸ツアーです)。

友人の話は、修験の道や祈りの力など、興味深い体験がてんこ盛りなので、今年中に
彼女を囲んでのお話し会を開催できたらと思っています。
開催が決まりましたら、メルマガでお知らせしますので、楽しみにお待ち下さい!
⇒テンプル夜話 祈りと先祖供養]小さなお話し会<終了致しました。>

インタビュー記事はこちら
21世紀に生きるエドガー・ケイシーの教え

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オリンピック真っ盛り。
夜な夜な、テレビに釘付けになって応援されている方も多いんでしょうね。

子どもの頃、古いマラソン競技の映像を見たことがあります。

白黒のフィルムに映された何名かの選手は、フラフラよろよろと道を蛇行しながらゴー
ルを目指し、何名かの選手はゴールを切ったとたん地面に倒れ込んで起き上がることも
できませんでした。トレーニングを積んだ運動選手をしても42.195キロを走り抜くと
いうのは、かくも過酷なことなのかとビックリした記憶があります。

ところが数年後、マラソンだけでも十分過酷なスポーツなのに、その42.195キロを走る
前に水泳3.85キロ、自転車180.25キロを走るという想像を絶するアイアンマン・トライ
アスロンなる競技の存在を知りました。

あの白黒映像では、日頃鍛えていたはずの男性選手ですら、42.195キロをフラフラに
なって走っていたのに、その前に水泳に自転車なんて!

今では女性も男性に劣らないタイムでマラソンを走り、トライアスロンに挑戦していま
す。シューズやウエアの開発といった要素もありますが、いま考えられている人間の
肉体やタイムの限界、まだまだ覆っていきそうです。



最近私は『Eat& Run』という本を読みました。

ウルトラランナーと呼ばれる長距離ランナーは100キロ、200キロといった長距離を、
しかも砂漠や山岳地帯といった過酷な条件の中で走り続けるそう。

私は全てのことをつい、自分のヤワな肉体と精神力を基準に判断してしまいますが、
スポーツの世界1つとっても、多くの方は、普段私が「無理無理」「絶対無理!」って
思っている肉体の限界を遙か超えたところで生きていらっしゃる。

私が無理って思っているのは、そもそも私が無理だと思っているからであって、私の
肉体の本当の限界は、私が知らないだけで、自分が設定している遙か遠くにあるのかも
しれません(というか、実際、そうなのでしょう)。


 『Eat& Run』についてはブログでも紹介しています。


オリンピックに話を戻すと、100メートル競技もそうですよね。

100メートルを10秒を切ったタイムで走るなんて、人間の肉体の限界を超えていると思わ
れていたのに、1983年にカール・ルイスが9.97秒で走って以降は、数多くの選手が9秒
台のタイムで走っています。

 *Wikiで「10秒の壁」と検索すると以下の情報が出てきます。↓
  「10秒の壁」



一方、日本人選手はいまだ10秒の壁を切れていないそうです。

日本人選手が10秒の壁を超えられないのは、10秒に目標を設定しているからではない
かと、400メートルハードルの選手だった為末大さんは、著書『限界の正体』で書かれて
います。

私達は、目標を数字に置き換える、目標を日にちにする、ということをよく勧められま
すが、数字を目標にしてしまうと、その数字が限界点になってしまう、ということも
あるのかもしれません。


 ~ 以下、為末さんの本からの引用 ~

本当はもっと遠くに自分の限界があるのに、キリのいい目標を設定したことによって
その数字が限界の檻をつくってしまうことがスポーツの世界では起こります。

10秒を超えなければいけないという心境がプレッシャーにつながって、本来なら、9秒
92で走れる力を持っているのに、10秒を切れなくなってしまうのです。

(中略)

100メートル、200メートル、4×100メートルリレーの世界記録保持者で、オリンピック
で通算6個の金メダルを獲得したウサイン・ボルト選手は、何秒で走るという数字に
よる目標は設定していないのではないでしょうか。

ボルト選手の口ぐせは「伝説になる」。

彼の目標は伝説になることであって、数字を出すことではありません。数字による目標
がないから、力まないし、限界もない。だからこそボルト選手は、偉大な記録を出し
続けられるのかもしれません。

 ~ 引用終わり ~

『限界の正体』為末大著


肉体的な限界だけではなく、
私達は、普段、何気なくこんなことを自分で言ったり思ったりしていますよね。

「ケーキやお菓子を止めるなんて無理!」
「毎朝、日の出と共に起きるなんて無理!」
「私が**するなんて絶対に無理!」

これって、出来るか出来ないか以前に「するかしないか」なんですが、最初から白旗
あげて、何も行動しないまま無理って決めつけていること、いくつも思い当たりません
か? 私はいくつもありますー(泣)。


自分の小さな枠を飛び出す時には、非常識なくらいの楽天家となって高い理想を持ち
そして実際に行動する必要がありそうです。


『主にあっては限界はなにもない。人は疑いと不安によって自分自身を制限するのみで
ある』2574-1

『どこまで達成するかは、自己によって以外には、何ら制限を加えられない。そして、
自分がどこまで達成するかは、自己が決めた理想によって決まる』1510-1

『自分の能力は、自分の前に置かれた将来展望(ビジョン)によってのみ制限される』
2494-1

それでは、また!

(有)テンプルビューティフル メルマガ605号 2016年8月19日配信

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