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0466:健康で長生きしたければ食べすぎてはいけない

0466:健康で長生きしたければ食べすぎてはいけない

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  ◆◇◆ 健康で長生きしたければ食べすぎてはいけない ◆◇◆ 466号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。


今日は対照的な2人の食生活をご紹介します。

一人は明治時代に活躍した俳人正岡子規の最晩年の食生活、もう一人は16世紀のヨーロッ
パで当時はダビンチより有名だったといわれるルイジ・コルナロの食生活。


正岡子規の食事内容は『仰臥漫録』(岩波文庫)に本人が詳細に書き残しています。
今回は船瀬俊介さんの『長生きしたければ食べてはいけない』から抜粋しました。


『〈明治34年9月2日の正岡子規の日記(雨 蒸暑)〉

朝:粥4椀、はぜの佃煮、梅干し砂糖つけ
昼:粥4椀、鰹のさしみ1人前、南瓜1皿、佃煮
夜:奈良茶飯4椀、なまり節、煮て少し生にても、茄子1皿
 この頃食ひ過ぎて食後いつも吐きかへす

2時頃牛乳1合ココア交ぜて、煎餅菓子パンなど10個ばかり
昼飯後 梨2つ
夕飯後 梨1つ

服薬はクレオソート昼飯晩飯後各3粒(2合カプセル)
水薬 健胃剤
今日夕方大食のためにや例の左下腹痛くてたまらず、暫くにして屁でて筋ゆるむ』


正岡子規は当時すでに寝たきりでおしめをあて、全身の膿に苦しみながらも連日の
大食と間食が続きます。

間食だけでこのボリューム
9月7日 間食 菓子パン10個ばかり
9月10日 朝 菓子パン1つ、間食 菓子パン6~7個 梨2つ、林檎1つ、
     焼栗8~9個、ゆで栗3~4個、煎餅4~5枚、夜 梨2切れ、林檎1つ
9月23日 菓子パン 10数個


これだけ甘いものを食べ続けている子規ゆえに、感情の激昂も激しく、寝たきりの
子規を看病している妹や母親に激昂しています。

「病勢はげしく苦痛つのるに従い、我思う通りにならぬために絶えず癇癪を起こし
人を叱す。家人怖れて近づかず」

「衰弱を憶えしが、午後ふと精神激昂夜に入りて俄い烈しく乱叫乱罵するほどに頭
いよいよ狂せんとして・・・(以下略)」


砂糖は体内のビタミンB群、カルシウムを消費し、低血糖症も併発してしまいます。
大食のうえにこのお菓子ですから、子規の体調が悪くなる一方なのも必然。当時、
砂糖は高級食材だったでしょうから、金銭的な豊かさが子規の死期を早めたとも言え
ます。

寝たきりで自力排泄もままならぬほど衰弱していた子規は、すでに食べたものを消化
する力もありませんでした。当然、食べたものはそのまま便となって出ていきます。

10月26日の日記「食うたものは少しも消化せず肛門へ出る」


それでもさらに大食を続け、牛乳を飲み、肉を食べ続け、子規は35才の若さで亡くな
りました。


もし、正岡子規が自分の身体にとって本当に必要なことを知っていたなら、彼は
これほどまでには苦しまず、そしてもっと長生きしたのではないでしょうか?



次は16世紀のイタリアで、102才の長寿を全うしたルイジ・コルナロの食生活です。

長年の暴飲暴食で深刻な体調となったコルナロは、医師の勧めに基づき、1日の食事
の総量が350g、ワインを約400ccという超小食を始めます(1日2食)。

量としては、1食がお茶碗1杯分の食事とワインをコップ1杯(小食ですが決して
菜食ではなく、パンも卵の黄身も食べています)。

40代にして死を間近にしたコルナロは、食事をあらためることで健康を回復し、83才
のときには、こう書いています。

『まず私が非常に幸福であることは、多くの者が証言できる。彼らは私がすこぶる
達者で、しかもきわめて快活であることを目の当たりにしている。なんの助けもなく
馬に乗ることもできるし、階段はいうまでもなく、山にもやすやすと登ることができ
る。気分はいつも陽気で、心が曇るようなことは一時もない。生への倦怠や生活の
疲労など私にはまったく無縁である・・・』

『まともに飲食をしかるべく慎む者は鋭い五官、冴えた頭脳、丈夫な肉体、優れた
記憶力、軽やかな挙動、これらすべてに恵まれ、また精神的には地上的な重圧から
解き放たれて、本来の自由さを存分にあじわう境地に入ることができる・・・』


86才のときにはこう述べています。

『頭脳についてはむしろ以前より明晰さが増している。要するに加齢によって心身の
機能が低下するということが少しもないのだ』

『私は老年にいたるまで、世界がこれほど美しいものだとは知らなかった。若いとき
には放縦な生活をしていて、いま見ているような、この世界の素晴らしさにまったく
気づかなかった・・・』


95才のときの講話です。

『・・・栄養の摂取量を増やすことが正しいとするなら、大半の人が高齢に達し、しかも
非常に健康であるといった状況が生まれているはずである。だが現実にはそうした例
はきわめて珍しい』

『健康、不健康は血液の状態と体液の質とに関係している。それゆえ食欲ではなく
理性にしたがい、飲食をつつしみ、自然が本当に必要とする量だけにかぎるなら、
いかなる病気の原因も生じ得ない。私が説く生活では、血液はきれいになり、悪い
体液は除かれ、すべてが完全に調和のとれた状態となる』

95才のコルナロは自らの人生をこう高らかにうたっています。
「ああ、素晴らしいわが人生よ!」


贅を尽くした食事を食べ続けながらも、病と痛みに苦しみ、35才の若さで亡くなった
正岡子規と、極小食をつづけ102才まで人生を謳歌できたコルナロ。

美味しいものを食べ続け、苦しみ多い人生
食の楽しみは少なくとも、幸福感に満ちた人生


あまりに対照的ではありませんか。
2つに1つを選ぶなら、どちらを選びますかね?

どちらの本もお勧め!

『「長生き」したければ、食べてはいけない』船瀬俊介著

『無病法』ルイジ・コルナロ著


○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。○。

横浜のスーパーで売られている主な野菜の産地は北関東。

それでなくとも農薬使用量が多いと言われる日本の野菜。3.11以降はさらに懸念事項
が増え、安心して食べられる野菜を求め、西日本や北海道から野菜を取り寄せている
人も増えています。

キネシオロジー(筋肉反射)という手法ですが、スーパーで売られている野菜は安全
か、キネシオロジストの齋藤慶太さんが野菜チェックのセミナーを開催しています。

先日、その結果がブログにアップされていました。
残念ながら、安心野菜じゃないと出たものもあったそうですが、嬉しいことにそんな
野菜もドクトルセイに30分ほど浸けておくと、ほとんどが筋肉反射でOKに変身!
(そのままではなく、切って浸けておいたほうが短時間で結果が変わったそうです)

筋肉反射によれば・・・と科学的な検証とは言えないかもしれませんが、興味がある
方はこちらドクトルセイはこちらから



それでは、また!


(有)テンプルビューティフル メルマガ466号 2012年11月23日配信

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