エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0392 : 1つ1つの選択が美しい海をつくっていく

0392 : 1つ1つの選択が美しい海をつくっていく

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  ◆◇◆ 1つ1つの選択が美しい海をつくっていく ◆◇◆  392号
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テンプルで初開催したハワイ島でのリトリートからおととい帰ってきました。
リトリートという言葉のとおり、自然の中に身をおき、自分の心と身体と魂を癒し、
再生してきた感のある1週間でした。

ただ、私たちが体験したのは、自分は何もしなくても誰かが身の廻りの世話をすべて
してくれる、という楽をすることで身体を癒す、という受け身のリトリートではあり
ませんでした。

反対に、朝起きてから寝るまでの全てのことを自分たちで行うというリトリート。
お茶を入れる、食事をする、掃除をする、その1つ1つの動作、行為にどれだけ
精神、魂を入れて行えるか・・・。

さらに、今回ご参加下さったのは全国から集まったのは5名の女性。全員が初対面の
ハズなのに、テンプルという軸を中心に集まったためか、空港でお会いした瞬間から
気があい、まるで旧友と再会したよう。毎晩、睡眠時間を削ってお喋りに花がさく。
24時間フルに心と身体を使った1週間。濃厚な時間を過ごして帰ってきました。
ハワイ島での私たちの様子はこちら

さて、
ハワイ島では、菅原真樹さんがされているカロコヒーリングセンターに御世話になり
ました。真樹さんは、ダイバーでもあり、かつては水中カメラマンとしても活躍され
ていた方。海についてのエキスパートでもあります。
真樹さんのプロフィールはこちら

これから海のシーズン。泳ぎにいったり、浜辺でバーベキューをしたりと、海での
遊びを楽しみにしていらっしゃる方も多いと思います。
そこで今日は、私たちが真樹さんから教わったこと、海で感じたことなど、ほんの
一端ではあります、書かせていただきます。海に行かれるとき、ちょっとだけでも
覚えていただけると嬉しいです。

ハワイ島では、1日、シュノーケリングを楽しんできました。
私は山の中で育った子ども。夏といえば海ではなく「川」。家の前には川があり、
友だちと日がな一日川遊びをよくしていました。でも、不思議なことに私が川に入る
となぜかヒルの標的に。友だち10人と川に入ってもヒルに噛まれるのは私だけ。しか
も5匹、10匹と全身ヒルだらけになってしまうので、それが嫌で嫌で・・。いつしか
私は川に入って泳ぐ友だちの荷物番に。

さらに中耳炎、外耳炎と耳の病気で耳鼻科に通うこともしばしば。となると、水の
アクティビティ=恐怖で、大人になっても川や海に近づくことはほとんどしません
でした。

ですから海が抱えている悲しい現実を、知識ではなく、実感をもって感じられたのは
今回が初めて。もちろん本や雑誌では過去たくさん読んで来ましたが、そういうのは
本を閉じてしまえば忘れてしまうんですよね。自分の行動を変えるところまで至らな
かった私がいました。

今回私たちがシュノーケリングのために行ったのは、ハワイ島でも多くの海水浴客が
集まるリゾート海岸。当日もたくさんの家族、グループの人たちが海で泳いだり日光
浴をしたりしていました。

そんななか、私達もハワイの海を楽しんできました。驚いたことに、大勢の人たちが
大声ではしゃいでいる浜辺からほんの少し離れただけなのに、そこは透明度の高い、
澄んだ水と美しい魚たちが泳ぐ別世界が広がっていました。

最初、こんなに浜から近いところで魚たちは泳いでいるんだ~。海水はキレイに澄ん
でくるんだ~と、単純に喜んだ私だったんですが、あとから聞くと、浜からちょっと
離れると水がきれいなるのではなく、浜辺の水が汚れているだけ。

浜辺の水も、人間さえ入らなければ、本来は透明感のある澄んだ水なんだそうです。
その浜辺の海水を汚す主な原因は、人が海で身体に塗るボディーローション。海を愛
するハズの人たちが自分の皮膚を太陽の陽射しから守るために使う、そのローション
がダイレクトに海を汚している現実がありました。

今回、私は参加者の皆さんに「海を汚さない、魚にダメージを与えないボディロー
ションを探して持参してください」とお願いしていたんですが、澄んだ海に入ると、
その意味するところが如実に目に見える形で現れていました。

ローションといった液体だけではありません。日本国内で誰かが捨てたゴミは、数年
かけてハワイまで到達しています。「garbage island」「太平洋ゴミベルト」と検索
すると、日本がすっぽり入るほどのゴミの堆積が太平洋の美しい島々にできている
現実に驚くことでしょう。

特にペットボトルやプラスチックゴミは、細かくボロボロに割れ、海の生物がそれら
を飲み込むことで命さえも脅かしています。3.11以降、水の配給のために日本では、
普段の2倍、3倍ものペットボトルが量産されたそうです。

家庭や職場ですぐにペットボトル入り飲料を買うのではなく、一人ひとりが水筒を
持参しはじめるとゴミに出る量もかなり減ってきます。
自宅の洗面所やお風呂場、キッチンの排水溝に汚水を流したら、私たちの意識はそれ
で終わり。誰かが汚水を浄化してくれる。ペットボトルでお水を飲んで、リサイクル
のゴミに出したら、それで終わり。誰かがリサイクルしてくれる。

これまで私も、誰かが後を処理してくれる、そんな意識で暮らしてきました。
くしくも今は、福島原発で大量の放射性汚水を海に流さざるをえない状況。放射性
汚水のことは私達がコントロールできるものではありませんが、少なくとも自宅の
排水溝に何を流すか、流さないかはコントロール可能。

ペットボトル入りのお水を買うか、水筒を持参するかもコントロール可能。
海でどんなローションを使うかもコントロール可能ですし、できるだけ露出の少ない
水着を着れば使用する量も少なくできます。

道端にゴミを捨てない、川や海にゴミを投棄しない。可能であれば見つけたら拾う。
あのハワイの美しい海、そして優雅に泳いでいた美しい魚たちを、私たちは自分の
豊かな生活と引き替えに見殺しにしてきたんですね。
この美しい海と、遠い日本で起こっていることが、こんなにも繋がっていたなんて。

●魚たちのすぐそばで使っても魚の健康を脅かさない、海を汚さない製品探しをテン
プルでもしなくてはいけないですね。ご愛用品があれば、ぜひ教えて下さい。

次の話題はドルフィンスイム。
ハワイに行ったら、イルカと泳ぎたいと考えていら
っしゃる方も多いと思います。

でも、イルカに癒してもらおう!の意識だったら、ちょっと待って下さい。
真樹さんからちょっと哀しいお話を聞きました。

というのも、どうやらイルカたちは想像以上に辛い状況にいるようなのです。日本を
はじめ、さまざまな国や船から海に廃棄されるゴミ、工場から排出される生分解の
難しい汚水による海洋汚染、そして、人が海や川に捨てる家庭ゴミやプラスチックゴ
ミ。

そんな中、イルカたちは真夜中に漁に出て食べものを探しています。ドルフィンスイ
ムのボートは、そうやって真夜中じゅう、イルカたちが食べものを求めて漁をし、
戻ってくる途中の進路に割り込む形で待ちかまえていることが多いそうなのです。

一晩中の漁で疲れきり、休みたいと思っているイルカの群れのなかに、大勢の人が
次々海に入り、イルカたちと一緒に泳ごうとする。

すると弱ったイルカ、子どもイルカを守るために、まだ元気の残っているイルカたち
が犠牲精神を発揮して、人間の相手をしてくれる。
しばらくすれば人間たちもボートに上がり、いなくなってくれるのをイルカたちも
知っているので、しばし間、つきあってくれる。

でも、それが毎日だったらどうか。人間だったら疲れないだろうか?
人間がいなくなったあと、イルカたちがどんな安らかな表情になるか。
イルカと一緒に泳ぐというのは素晴らしい体験。

でも、日頃、海を汚すような生活態度の人、道ばたや海にゴミを捨てて平気な人、
そんな人たちがイルカのことを全く学ぶことなく、お金を出せばイルカと遊べる、
お金を払えば、イルカが一方的に自分を癒してくれる。
そんな気持ちで海に入るのはちょっと違うのでは? 
そう真樹さんはお話下さいました。

私も海のことは何にも知りませんでした。またいろんなことを人任せにしてきた
自分がいます。
でも、私にできる小さな決心ーーお皿についた汚れは何かで拭き取ってから洗う。
ゴミの出ない買い物、ゴミを出さない生活を再構築する。水を汚さない洗剤や化粧品
を選んで使う。

そんな小さな1つ1つのことでも、キレイな海を次世代に残す、海への感謝の姿勢
じゃないかなと思います。

これまで、テンプルでは化粧品についてはちょっと弱い部分でした。でも、化粧品は
女性が毎日使うもの。そして毎日の洗顔で洗い落とすので、どうしても排水として
流れていきます。

これをきっかけに、自然を汚さない化粧品もご紹介できたらと思っています。
おすすめのご愛用品があったら、ぜひ教えて下さいね。

テンプルの環境の優しいおすすめの製品はこちら。
【布の生理用ナプキン】
ゴミを出さない、身体を冷やさない、化学物質を身体に取り込まない一石三鳥の
生理用ナプキン。使っているうちに、ナプキンさえ不用になる身体感覚を取り戻す
人も。

【エコロジック・ランドリーリキッド】植物から作られた洗濯用液体洗剤。
私が自宅で愛用し、ハワイにも持参した洗剤がこれです。ユーカリの香りもさわ
やかです。

【天然重曹とクエン酸】
自宅のお掃除。重曹とクエン酸があれば、ほとんどの汚れが落とせます。
脱・化学洗剤を目指す第一歩。(ご購入はお近くスーパーで)

それから、菅原真樹さんは、毎朝、起きたらセージで各お部屋のエネルギーを浄化
されていました。掃除と片づけ → セージの習慣も身につけたい1つです。

【ホワイトセージ】
テンプルで扱っているホワイトセージは、エネルギーに敏感な方々から「このセージ
の浄化力は凄い!」と絶賛された品質の高いセージです。
※火を使うので取り扱いには十分気をつけてください。

(有)テンプルビューティフル メルマガ392号 2011年5月27日配信

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