エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0390:脳卒中と糖尿病へのケイシーリーディング

0390:脳卒中と糖尿病へのケイシーリーディング

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  ◆◇◆ 脳卒中と糖尿病へのケイシーリーディング ◆◇◆ 390号
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記録に残る14000件あまりのケイシーリーディングのうち、9600件は、様々な症状、
病気に苦しむ個人の求めに応じてなされたフィジカルリーディングと呼ばれるもの
でした。1人1人が違ったバックグラウンド、違った生活習慣を持つ、全くパーソ
ナルなものですが、同じような症状に与えられたリーディングを集め、全体を俯瞰
してみると、その病気ごとに、似通った傾向、似通ったアドバイスを見つけること
ができます。

アメリカのARE、ケイシー財団のWEBには、そのケイシーが残したリーディングを
症状別、病気別に1ページ程度にまとめ、その概略を知ることができるようになって
います。


テンプルでも、少しずつですが、そのサイトを日本語に翻訳し、随時、WEBにアップ
しています。現在、翻訳が終わっているのは下記の12の病について。

・白斑
・うつ
・高血圧
・クローン病
・パーキンソン氏病
・前立腺炎
・多発性硬化症
・生理痛(月経困難症)
・筋ジストロフィー
・糖尿病Ⅱ型
・統合失調症
・脳卒中


今日はその中から、脳卒中と糖尿病(Ⅱ型)の記事の一部をご紹介させていただき
ます。

医学用語を含むリーディングのため、若干、意味を取りにくい部分もあるかとは思い
ます。しかしながら、西洋医学にはない視点、アドバイスにきっと驚かれるのでは
ないかなと思います。

特に糖尿病に対し背骨の矯正をアドバイスしている、というのはケイシーリーディン
グならでは。まさにホリスティックの父と呼ばれるゆえんです。



【脳卒中に対するケイシーリーディング】

(記事途中から)
エドガー・ケイシーがこの症状のある人にリーディングを与えていた時代には、
脳卒中は卒中(apoplexy)と呼ばれていました。脳卒中として索引を付けられた80の
リーディングで、エドガー・ケイシーは脳卒中あるいはその後遺症の原因となった
り、影響を与えたりする様々な全身の要素を挙げています。

例えば、全身の毒性は脳卒中に悩まされている人に向けたリーディングに書かれた
共通した原因の一つです。特に高血圧症(高い血圧)は排泄の悪化、特に大腸での
問題にしばしば関係していました。


(Q) 高い血圧のそもそもの原因は何ですか?
(A) 「述べた通り、腸の管壁を薄くする化学的なバランスの崩れと、腸に血が集まり
過ぎることだ」(2971-1)

「現在の体の状態で、現在の急性症状の原因であるものの多くは、われわれが気付い
た通り今分かっている。これはシステムにある毒に起因していて、排泄システムの
活動を消耗させ、その結果動脈循環での浸透が生じるように循環の圧力特性を変化
させる」(1097-7)


(Q) わたしの麻痺を伴う脳卒中の原因は何ですか?
(A) 「体の身体的エネルギーに蓄積された毒の影響だ。それが血管の出血を起こし、
癒着や病変といった今の状態を生んでいる。

活動によって最初に示されたように、これは脳そのもので起きたのではなく、むしろ
循環系で起きたのだ。そして、循環系を通して脳に障害が現れたのだ」(358-4)


分泌腺の機能不全もいくつかのリーディングで原因要素として述べられています。
具体的には、循環系の管壁を維持するために必要な物質を供給する腺の不調が記述
されました。

「体力の中で、動脈循環の管壁に栄養を供給する分泌腺の能力が阻害されていること
を我々は認めた。これは腺の状態であり、これがひいては循環系自体の化学的な
バランスを崩すことになる。そして先ず神経と血液供給に関して、新陳代謝と異化
作用におけるバランスを崩すことに繋がる」(2971-1)


脳卒中の身体的な原因に関わらず、その後遺症に対処する際、ケイシーリーディング
では精神面に重点を置くことを強く勧めています。

「しかし、先ず寛容と自覚において成長すること。しかる後に、体を癒し矯正する
機械的な手段を適用すること」(3684-1)


*脳卒中の記事の全文はこちら

・・・脳卒中の予防に大きく関与しているのが腸の健康。食事の改善や毎月の洗腸。
ご両親やご家族の脳卒中が心配な方は、年に数回の洗腸を家族の健康法として取り
入れる、というのは真剣に考えてもいいかもしれません。



【糖尿病(Ⅱ型)に対するケイシーリーディング】


II型(インシュリン非依存型)の糖尿病の判定基準に合致する人に対して、エドガー
・ケイシーは多くの精神的なリーディングを提供しました。病気の経過は各個人で
それぞれ特有ですが、リーディングの多くの情報には、原因や処置に関していくつか
の明確なパターンがあります。

ケイシーの情報に於いて、最も頻繁に述べられている糖尿病の原因の1つは脊椎の
損傷です。消化器(特に膵臓と肝臓)に関与する神経は、胸部の脊椎にある中枢神経
に加えられる圧力で危険にさらされます。問題は胸部の第5脊椎骨から第10脊椎骨
で最も頻繁に見られます。そのため、脊椎の矯正(オステオパシーまたはカイロプラ
クティック)は糖尿病の処置として基本的な治療の1つです。 


 以下に脊椎損傷の影響を記述したケイシーリーディングの例を示します。

(Q)この状態は糖尿病か?さもなくば何か?

(A)「特性として糖尿病である。記述の通り、圧力は少し前に受けた損傷から生じ
ていて、それが過剰反応を引き起こしている。この損傷は特性としては円形と言う
よりむしろ横向きである。こうして直接膵臓が反応していない。しかし、記述の
通り、以下の症状がある。即ち、肝臓の活動、尿の回数過剰と量の不足あるいは腎臓
と膀胱の活動、血圧に関する循環の乱れといった事だ。全ては膵臓と肝臓の領域を
通じた撹乱を示している。そして共感的に他の条件に影響を与えている。
こうして、われわれは一貫して記述した方法でこれらを適用するのだ」

(Q)私と同じ状態から治癒した人はいるか? 
(A)「多数いる。(※原文:Many, many, many! )

概要を述べたようにこれらのことを行いなさい。そうすれば、この体の条件が改善
されることが分かるだろう。

アーティチョーク(菊芋)を用いれば、痛みが減り、不安が減り、目まいが減るの
で数ヶ月間はそれを止めないこと。少なくとも週3回用いること。よろしいか?」
(2393-1)
 

 脊椎の矯正に加えて、菊芋(エルサレムアーティチョーク)が補助食品として勧め
られている事を知って下さい。食事療法(特に菊芋〔エルサレムアーティチョー
ク〕)は、糖尿病の処置としてもう1つの基本的な治療です。

食事療法は糖尿病の処置として広く受け入れられているので、それがこの指示書に
含まれていることは驚くには当たりません。菊芋は、糖尿行の治療としてそれ程広く
は認識されていません。この指示書の治療の項目には、菊芋を補助食品として利用
する方法だけでなく、その目覚ましい効用の情報が記載されています。 

脊椎の矯正、食事療法と菊芋は糖尿病の処置の中で優先度が高いですが、緩やかな
運動もしばしば提案されました。以下の抜粋では、緩やかな一般的な運動(ウォー
キング)と特別の治療の運動に加えて、食事療法が強調されています。
 

(Q)この体は糖尿病か?
(A)「その傾向が見られる」

(Q)糖尿病から身を守るために何ができるか?
(A)「すでに述べた通り、食事療法と調子を向上させるあるいはバランスをとる
ような具体的な特徴のある運動である。

肉を断ち、魚とニワトリを少量に控えること。鞘(さや)の有る各種の野菜は不可。
地下で育つ特性の野菜が望ましいが、葉野菜も大量に採ること。

それから、週2回は菊芋(エルサレムアーティチョーク)を摂ること。大きさはニワ
トリの卵くらい。最初は生で、例えば火曜日に、次は調理したものを木曜日に。
但し、(パタパー紙の中で調理するなど)そのものの汁で調理すること。毎回1個
づつ食べること、よいな。調理する時は、口に合うように味付けするが、皮は食べな
いように。汁は取って置き、食べる時果肉とともにすり潰すこと。生で摂る時も調理
して摂る時も、もちろん食事と一緒に食べること。食間ではなく、通常の食事の時に
食べる。  

あらゆる種類の野菜、特にほうれん草、ケール、カラシといった葉物を食べること。
これらの野菜もそれ自体の汁で、またはパタパー紙の中で調理すること。

紅茶、コーヒーは、特にミルクや砂糖を入れたものは控える。ミルク・砂糖無し
なら、控えめに採ってもよろしい。

大量のバターやバター脂肪は控えること。練り菓子やパイは禁止。糖尿病対応の
砂糖無し食品ならたまには食べてもよろしい。サトウキビよりテンサイの糖を使用
する方が好ましい。ショートニングとしてサッカリンを用いることは更に好ましい
(※面白いことに、ケイシーはサッカリンを勧めることがありました。
原文:more preferable is saccharine as shortening )。

インシュリン注射はしないこと。ここに記した量の菊芋を食べることで得られる以上
のインシュリンの量が必要な場合には、週の中で菊芋食べる日数を増やすこと。
よろしいか?

それから運動。規則的なウォーキングと朝夕の5分から10分の運動。

激しい運動では無く、また一度の肉体的な負担が大き過ぎてはならない。しかし、
両腕をゆっくりと頭より上に上げること。そして、腕を水平に下げながら、かがみ
なさい。腕は前方に伸ばしたり床に向けて下げるのではなく、横に伸ばしてバランス
を取りなさい。よろしいか?それから両手をおしりに当てて、腰の脊椎の周りで弧を
描くように、体を緩やかに動かしなさい」(1963-2) 


いくつかのリーディングで、エドガー・ケイシーは糖尿病の処置の中で補助的治療と
して腸の水治療(※洗腸)を提案しました。これは腸の下側を清浄に保ち、それに
よって消化管全体の機能を改善するという考え方です。いくつかの特定のケースで
は、リーディング4023-1に記述されているように、腸の問題は糖尿病の原因因子と
して言及されています。 

「腸内のこれらの混乱から、糖尿病の傾向も生じ、体に取り込んだ糖の活性をコント
ロールするための体の能力を低下させる」(4023-1) 

糖尿病の方へのアドバイス


菊芋は、ケイシーが糖尿病の方に頻繁に勧めた食品で、秋に花が咲き地中で芋のよう
な塊茎を作ります。ここ数年地方の名産品として菊芋を使った加工食品を見るように
なりました。テンプルでは、錠剤や顆粒タイプのサプリメントをご紹介しています。

錠剤 (450粒)
顆粒 (90包)


自宅で育てた菊芋の料理法も、いろいろネットで調べることができます・・・。

興味深いことに、糖尿病の方にもケイシーは洗腸を勧めています。
背骨の矯正と洗腸、そして食事を変えること。

つまりこの3つを自分の健康習慣とするだけで、糖尿病と脳卒中のどちらも予防
できる、ということになりますね。


まさに一石二鳥、三鳥、四鳥です・・・!


なお、
冒頭にあげた12の症状、病気に対するケイシーの見解やアドバイスはこちらのサイト
からお読みいただくことができます。


(有)テンプルビューティフル メルマガ390号 2011年04月30日配信

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