エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

エドガー・ケイシー流 まぁるい 生活
0327:ガンにならない食事(その2)

0327:ガンにならない食事(その2)

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     ◆◇◆ ガンになりにくい食事(その2) ◆◇◆ 327号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜央子です。

テンプルスタッフがお気に入りで、ランチのサラダに毎回のようにパラパラかけて
食べているのが、麻の実ナッツ や ヘンプシード(麻の実)ナッツ
単調になりがちのサラダが、この麻の実ナッツをかけるだけで、栄養満点で香ばし
いサラダに変身します。

麻の実は、必須脂肪酸や必須アミノ酸がバランスよく含まれているだけではなく、
マグネシウムや、鉄分、脳機能を活性化させる亜鉛、骨粗しょう症の予防に有効と
されるビタミンKがとくに豊富です。

妊婦さんに大切な「葉酸」も高水準に含んでいるので、特に世代を問わず、女性に
は召し上がっていただきたい!

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昨年2月、「ガンになりにくい身体をつくる食事」というタイトルで野菜を主食に
したケイシー流の食事法についてご紹介しました(2009年2月20日配信)。
※日本の菜食は「ゴハン」が主食になりますが、ケイシー流の食事では、主食は
あくまで野菜。ゴハンは副食になります。
その前のメルマガでは、乳製品は、乳ガンや前立腺ガンのリスクを高くするのでは?
という内容の書籍をご紹介しました(2009年1月16日配信)。
その一部をご紹介すると・・・

この本を書いたのは、イギリス人の科学者。ご自身、乳ガンになって片方の乳房を
切除する手術を受けています。同時に、かなり厳格な食事法を開始しました。
厳格な食事をしたことで自分の健康度は上がったハズなのに、何故か、何度も
何度もガンの再発をしてしまう。それは何故かと科学者として追求していった
結果、自分が毎日食べている乳製品にその要因があるのでは?ということに
突き当たります。

そして4度目の再発のとき、自分の食生活から一切の乳製品を断ったところ、
すぐにそのガンが小さくなりはじめ、結果として消滅してしまう、ということを
経験したのです。

そして、乳製品を断った以降、現在まで、ガンの再発はありません。
書籍の入手はこちらから↓
乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか
現在の西洋医学的なガン治療の危うさ、危険性については、稲田芳弘さんが書かれた
「ガン呪縛を解く」という本を通じて何度かご紹介させていただきました。
稲田さんの講演DVDはこちらから

そして今回・・・。
以前、アメリカの友人たちの間で大ブームを起こしていた栄養学の本「The China
Study」がついに、邦訳出版されました。
今回はその本※「葬られた『第二のマクガバン報告』」を是非皆さんに読んでいただ
きたく、この本の中身をちょっとだけご紹介したいと思います。
※⇒合本版「チャイナ・スタディー」

特に、医師、医療従事者、現在癌の闘病中の方、家族の癌がいる方、そしてもちろん
これからずっと癌になりたくない方には必読書と言えましょう。
疫学調査の結果をもとに書かれている本ですから、小説やエッセイのように読みやす
い本ではありません。ですから興味がない部分は読み飛ばして下さい。
1/3読むだけでも、大きな発見があるでしょうし、読む価値は十分にあります。

ただ原著はかなり厚い本で、今回出版されたのは、まだ前半部分だけ。
続編はこれからの出版になります。
分厚い本ですから、すべてをご紹介するわけにはいかないので、今回はタンパク質
とガンの因果関係について。
特に、タンパク質を摂らなくっちゃと牛乳を飲み続けている方は、要注意です。

さて、
このメルマガを読まれている方は、アトキンス式の低インシュリンダイエットを
実践、もしくはご存じの方も多いと思います。炭水化物を減らし、高タンパク質の
食事をするようアトキンス氏は勧めていますから、ゴハンの代わりに肉や魚、牛乳や
プロテインシェークを多めに摂り始めた人も多いと思います。
ところがこの「高タンパク質」の食事こそが、ガンの発症率を高めてしまう、という
リサーチ報告があると知ったら、皆さん驚かれるのではないでしょうか?

この本の著者、キャンベル博士は、もとはと言えば「タンパク質信仰者」でした。
発展途上国の多くの子供たちが毎日、飢餓で死んでいる。最貧国の人たちが食べて
いる穀物中心の食事ではタンパク質が不足する。彼らの栄養状態と健康状態を上げる
には「タンパク質」が必要である。だから、いかに彼らに「効率よくタンパク質を
与え、栄養と健康状態をあげられるか?」
それが博士の研究テーマでした。
ところが研究を進めていくうちに博士は、意外な事実にぶち当たります。

つまり
「肝臓ガンになる子供は、食事がきちんと与えられている、栄養状態のいい家庭の
子供たちである」
さらに、博士は、ネズミを使ったある実験結果を知ることになります。
発がん物質を与え、エサの20%がタンパク質(高タンパク)のネズミ
発がん物質を与え、エサの5%がタンパク質(低タンパク)のネズミ
このネズミにどれだけのガンが発症したか・・・?

結果は恐るべきものでした。
20%のタンパク質を食べていたネズミは、すべて肝臓ガンか前駆病変をおこした
5%のタンパク質を食べていたネズミには、全くガンを発症しなかった。
つまり、結果は100対0

・・・ところが、この実験結果を話しても、キャンベル博士以外の、ほかの教授仲間
は全く受け入れることができません。

当時、タンパク質は身体にいい!というのが、主流であり常識でしたから、実験が
間違っている・・・。もしくは、そんなことはあるハズがない! ということで
この報告は研究者仲間に一蹴されてしまいました。
でもキャンベル博士はそういった常識より、事実を発見することに力を注ぎます。
「タンパク質を多く摂取すればするほどガンを招くという実験は正しいか?」
それを検証するために、たった一人、栄養学の非常識に飛び込むことになるのです。
352ページの本の内容をまるまるご紹介はできませんが、本を読みたくない人のため
に重要なポイントを3つだけご紹介します。

その1)
発ガン物質の摂取や遺伝はガンの発症にどれくらい関係するか・・・?

よく自分はガン家系であるとか、ストレスの多い環境であるとか、あるいは過去に
発がん物質や化学物質を大量摂取してしまったことがある、などで、いつか自分は
ガンになるのでは?と心配されている方がいらっしゃいます。
アメリカでは、まだ乳ガンになっていないのに、家族に乳ガンが多いという理由で
自分の乳房を切除する女性もいるほどです。
キャンベル博士が行った、こんな実験を知ったら、乳房を切除する必要は全くない
ということが理解できます。

高レベルの発ガン物質を与え、低タンパクの食事を与えたネズミ
低レベルの発ガン物質を与え、高タンパクの食事を与えたネズミ

この2種類のネズミの発ガン率を調べたところ、後者のネズミ--つまり発ガン物質
は少ないのに、高タンパク質のエサを食べていたネズミのガンの発症率が圧倒的に
多かったのです。
棒グラフをパッと見た限りでは、その差10倍。つまりガンを成長させる要因は、
なにより「高タンパク質の食事をずっと続けること」だったのです。

そして、ガンが成長してしまったネズミも、低タンパク質の食事に変えると「病巣の
成長」が激減。しかし20%の高タンパク食に戻すと、また「ガンの成長」が再開。
なんとも分かりやすい結果となりました。

そして発ガン物質を与えられたあと20%のタンパク質を与えられたネズミは実験
終了時、ほとんどが死んでしまっていたのに比較して、5%の低タンパクのネズミは
発ガン物質を与えられていたにもかかわらず毛並みもよく、元気に動き廻っていま
した。
つまり、100対0のスコアは、博士によって正しいことが立証されたのです。

その2)
それでは、博士の実験で、こんなにもガンを成長させたタンパク質とは、いったい
何だったのか?

結論だけお知らせします。
博士の実験で使われたタンパク質とは「カゼイン」-つまり牛乳タンパクの87%
を占める、私たちにはとっても馴染みのあるタンパク質でした。
※植物性の穀物や大豆タンパクでは、同じようなことは起こりませんでした。
※ちなみに、牛乳を飲むリスクについては過去4回にわたってメルマガで書いたこと
があります。興味がある方は、下記をクリックして下さい。
メルマガの57号100号101号102号です。

上記で、牛乳や乳製品を摂っていると乳ガンや前立腺ガンのリスクが高くなるという
ことを発見した科学者の本「乳がんと牛乳」をご紹介しましたが、やはりそうだった
のか~!という思いです。
宣伝めいてしまいますが、牛乳を飲まなくなるとタンパク質不足が心配って方は、
最初にお知らせした麻の実ナッツ生アーモンドなどはパラパラと適量食べるだけ
の、いい「タンパク質」ですね~。

その3)
博士が勧める、ずっと健康でいられる秘訣は、豊富な野菜を含む植物性のホール
フード(未精製の全体食)を食べること。特定のビタミン剤をとったり、特定の
栄養素をとり続ける、ということではありません。

また、単に、動物性のものが、少なければ良い、ということでもありません。
というのも、「私の食事は野菜中心です」なんて言われるお客様は多いのですが
お話してみると、その中身がなんとも貧弱なのです・・・。

例えば・・・
朝食は精製された白いパンを主食に、野菜はフライドポテト。
ランチには缶詰トマトで作られたソースのパスタや、ほとんど野菜の入っていない
お蕎麦。
晩ご飯には、白米に野菜の煮物(砂糖と根野菜)とお豆腐。
さらに、カルシウム不足を補うために牛乳を飲んで、野菜不足解消にビタミン剤を
飲む・・・。そんな食生活の方が意外に多い!

でもこんな食事では、カロリーはあっても栄養不足。さらに最近は、食事らしい食事
をとらず、プロテイン飲料や、ビタミン剤、牛乳だけで済ませている人も多いと聞き
ました。これは静かなる自殺行為としか思えません。
「食品加工メーカー」や「工場」に自分の健康を明け渡すことはせず、八百屋さんに
通って、ぜひ、手作りの食事を増やしたいものです。

まだまだ書かれている情報には、驚くべきものがあります。
最初にも書きましたが、医師、医療従事者、現在癌の闘病中の方、家族の癌がいる
方、これからずっと健康でいたい方は、ぜひ読んで下さい。
もちろん、管理栄養士の方も!

最近、妹が入院したんですが、その病院の食事がまさに「タンパク質信仰」そのも
の! 朝はパンとオムレツと牛乳、昼は牛丼、夜は白いゴハンと魚。野菜はダイコン
を煮たもの。想像を絶する野菜の少なさ。
ここの病院の栄養士さんにこの本を読ませたいって、本気に思います。

ということで、ぜひ、ご自身が発信者になって、廻りの人にこの本の中身を伝えて
あげてくださいね。特に「家族がガンで死んだので、自分もガンになるのでは?」
という不安と恐怖を抱えている方には、ぜひ内容を教えてあげてください。
本のご注文はこちらから

(有)テンプルビューティフル メルマガ327号 2010年1月22日配信

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