＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
◆◇◆ 読書の秋到来！この秋のオススメ本 ◆◇◆ 261号
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ブログに４日連続で書いてしまいましたが、先週末、青森のリンゴ農家木村秋則さん
の畑に行ってきました。
スゴイことを成し遂げた人は、どうしてこんなに温かいのでしょう？
ぜひ木村さんのことを書いた「奇跡のリンゴ」をゲットして読んで下さい。本を読む
のが苦手な人はNHKで放映されたプロフェッショナルのDVDでも・・・！
いまテンプルでは、この２つは、スタッフ必視DVDと必読書になっています。
さて、今年読んだ中で「奇跡のリンゴ」以外でも、オススメしたい本は山ほどありま
すが、静かな秋にピッタリの「人生という名の手紙」を今回はイチ押し本としてご紹
介したいと思います。
この本は７月に読んで、 ブログにも書いているのですが、この本に紹介されている
「著者の夢」は私の心の琴線に大いにふれました。
この本を書いたダニエル・ゴットリーブは、33歳のとき不幸としかいいようのない交
通事故により首から下が麻痺し、明晰な頭脳と四肢麻痺を抱えた人間として生きてい
かざるを得なかった精神科医です。
そのダニエルが自閉症児として生まれた孫に書きつづった手紙が、この「人生という
名の手紙」です。
ある時、ダニエルは重度の床ずれがお尻に出来てしまいます。車いす生活でも十分辛
いのに、医師は彼に車いすを降り、傷がふさぐまでずっとベッドで寝ているよう指示
をします。その傷がふさぐまで約２ヶ月。不自由な寝たきりの生活を終え、ようやく
社会に復帰したと思ったら、また床ずれが再発してしまいます。
ダニエルは、またベッドに縛り付けられる生活に戻らざるをえなくなりました。
度重なる寝たきりの生活に、自尊心も希望も何もかもが粉々になってしまい、絶望を
通り過ぎて苦しみに耐えきれない思いでいたとき、ダニエルはある夢を見ました。
それはこんな夢でした。
神様がダニエルのところに来てこう言いました。
「あなたに宇宙のかけらを与えます。あなたの仕事は、これを大切にすることです。
大きくしたり、よいものにする必要はありません。ただ大切にしなさい。そして私の
準備ができたときそれを取り返します。その時、あなたの人生は終わるでしょう」
ダニエルは神様の手にある宇宙のかけらを見ます。
すると、それはたった３ミリの大きさしかありませんでした。著名な精神科医である
自分の持ち分がたった３ミリだなんて！と、最初彼は怒りを覚えます。でも、自分の
３ミリを神様に返すまで生きていかなければならない、ということにダニエルは感謝
を覚えるようになります。
自分の人生の役目は、その宇宙の３ミリを大切にすることだ。変えることも良いもの
にもする必要はない。ただ、生きて、神様が与えて下さったその３ミリを大切にすれ
ばよい。そのために生きている。
・・・これはダニエルが見た夢ですが、私はこの章を読んだあと、自分が託されてい
る宇宙の３ミリについて、よく考えたり想像したりしています。
宇宙にある、誰もが託されている３ミリ分の宇宙。
変えることも、良いものにする必要もない。
ただ、それを託されている人は、神様が「もういいよ」というまで生きている必要が
ある。その人が生きているだけで、その宇宙の３ミリは守られている。そして人が元
気に生きると、その宇宙の３ミリもなんだか元気になってくる。
神様にいいよって言われる前に、人が死んでしまったら、きっとこの宇宙の３ミリは
誰も守るひとがいなくなり、神様が取りにくるまで、ひとりぽっちになってしまいま
す。
私が託されている宇宙の３ミリ。
その宇宙の３ミリのために、今日も元気で生きていこう！
そんなことを時々思ったりしています。
さらに過去にオススメした私の一押し本。どの本も、「魂にガツンと一発！」です。
★「転生」
今年の１月に読んで感動しまくった本です。これが実話だということをあなたは信じ
られるでしょうか？ 永遠の愛とエジプトに興味がある方は是非！
ブログにも書いています。
★「ナスカ・砂の王国」
ナスカの地上絵を守ったマリア・ライヘについて書かれた本。上記で紹介した転生の
主人公、エジプト考古学博士といい、マリア・ライヘといい、私は気骨のある女性が
好きなようです。
メルマガ206号 「ナスカとマリア・ライヘ女史」
ほかにも、ブログで、いろいろオススメしています。
それではまた！
（有）テンプルビューティフル メルマガ261号 2008年10月24日配信
