エドガー・ケイシーを暮らしに活かす!ホリスティックの第一人者、Edgar Cayce専門サイトからあなたへ贈るメッセージ集

0238:ひとりの力

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         ◆◇◆  ひとりの力   ◆◇◆ 238号
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(有)テンプルビューティフルの光田菜穂子です。

まず、ここに紹介した真ん中の写真を見ていただけますか?
1909年のイスラエル。ある日のテルアビブを写した写真です。

見たところ、なーんにもない、ただの荒れ地です。
テルアビブは、5月から9月までほとんど雨が降らず、降水量はゼロ。
だから乾いた土地でも成長できる、ほんの少しの植物以外は何もない、
不毛の大地が広がっています。

写真は、この荒れ地に家を建て移住しようと集まった60人の人たち。
集まってきた60人が、荒れ地を分配するためにクジ引きをしているところです。
この後、1軒、また1軒と家が建ち、この場所は少しずつ街になっていきました。

それが今ではイスラエル最大の都市に変貌。こんなに発展しています。
スゴイですよね。
たった100年で、なーんにも無かった荒地が、
これだけの大都市に生まれ変わったんですから。

テルアビブは、自然発生的に街が出来上がったわけではなく、
一人の人物が「ここに街を作ろう!」って決めたから出来あがった街なんです。
ここに60人の人が集まってはきていますが、60人は
「ここに街を作るんだ! エイエイオー!」とばかりに自然発生的に集まったわけではなく、
おそらくは、誰か中心になった人がいて、その人の説得や誘導に応じて、
人々は集まってきたんだろうと思います。

貧しくたって、なんとか生活できている今の生活や町を捨て、
本当に住めるようになるかどうかさえ分からない街づくりをゼロからしようなんて、
そんなしんどいこと、フツーだったら嫌です。

中には嫌々だった人もいるでしょうし、中にはお隣の人に付和雷同して、
ただついてきただけの人かもしれません。

でも、その人の情熱に賭け、
この不毛の大地を自分たちの力で街に変えよう!って決めた。
ともかくも、ここに街を作る手伝いを自分たちもしようって決めた。

この写真は、人々が、その人なりに新たな決意をした瞬間の写真だろうと思います。
そして・・・
この写真で面白いのは、上のほうに一人男性がポツリと立っていること。
この人、別にこの集団のリーダーでも、取りまとめ役でもなく、実はその正反対。

ここに集まった人たちに「そんな夢物語は止めろ~! 
ここに街なんか作るのは不可能だ~! みんな目を醒ませ~!」
と叫んでいる人なんです。

このたった一人の反対者。
ある意味で、非常に冷静で常識的に物事を判断する人物だろうと思います。
実際、この不毛の土地に街ができるなんて、荒唐無稽の夢物語にしか思えませんから。

だけど、その強い一般常識をうち破れるほどの熱意ある人がここにはいた。
動揺する人たちの心を1つにまとめ、説得できるほどの
情熱と実行力のある人物がここにはいた。
だからこそ、人々は、揺るがなかったんだろうと思います。

そして、その人が牽引者となって、
テルアビブという街は作られていくことになるのです。
60人からスタートした街は、少しずつ魅力ある街へと変わり、
人口が1000人になり、1万人になり、現在は人口38万人の大都市へと変貌しています。

私たちって、一人では何もできないって思ってしまいますが、
このテルアビブの街の様子を見ていると、
それは大きな誤解だということが実感できます。

大きなことも、元をたどれば、たった一人から始まっています。

たった一人の、
無謀とも思える大きな夢と情熱と熱意から全ては生まれています。

いま目の前で部屋を明るく照らしている電球も、
エジソンという人物が、1万回もの失敗を繰り返しながら完成させました。

シュリーマンの尽きることない情熱がなければ、
トロイの木馬はただの空想話にしかすぎませんでした。

マリア・ライヘが、
常識ある人々の中傷をものともせず、人生を賭けて保護しなければ、
ナスカの地上絵を私たちは見ることができませんでした。

何かを成し遂げるのに、
「どうせ私なんて無理」という科白は大きな過ちであり、
単なる逃避のための言い訳だということが、だんだん実感として分かるようになりました。
1つのことをやり遂げる熱意と、廻りの人を巻き込める熱いハートがあるかどうか。

問われているのは、一人だということではなく、その決意があるかどうか。
最初の1歩を踏み出し、そして踏み出した後は、
実直に、何年も、何十年も同じ道を一心に、脇目もふらず、
ただひたすらに歩み続けられるかどうか。

ただ、それだけのような気がします。
ひとりの力--私たちは、あまりにそれを過小評価しすぎているのかもしれません。
同じような内容でブログにも書いています。続きはこちらで

それではまた!


(有)テンプルビューティフル メルマガ238号  2008年4月25日配信

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