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◆◇◆ 食べ物が身体をつくる(1) ◆◇◆ 166号
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テンプルビューティフルの光田菜穂子です。
さて、8月から始めた歯列矯正。ようやく器具にも慣れた今日この頃。
開始直後の8月下旬は、流動食のようなものしか口にできず、かなり苦労しましたが、
今は、噛みごたえのある物以外は食べられるようになりました。(矯正後しばらくは、
納豆もご飯も「固くて」ダメでした。。。)
その流動食が続いた頃のお話・・・。
最初の頃は私も張り切ってジューサー、ミキサー、フードプロセッサーを駆使してい
ろいろな「ドロドロ食」を作っていたんですが、それも続いたのは1週間ほど。噛む
ことができないと、じきに食事に対する興味が一気になくなって、なんだか食事のし
たくをするのが、ホトホト面倒になってきてしまいました。
だって、一所懸命手間暇かけて流動食を作っても、ものの3分で全てがお腹に入って
しまう! あとは洗い物の山! あ~あ、なんだか面倒だなあって。
そんな時、何も食べられない私の為に友人がゼリーをドッサリ送ってくれました。
そしたら、これが美味しいし手間いらず!
何も作ることはいらないし、ある程度の満腹感も得られるしで、いつのまにか1日1
食は、ゼリーだのプリンだの、スーパーで売っているようなデザート系のジャンクフ
ードで済ませるようになってしまいました。
普段は、全く砂糖を体内に入れない食生活なのに、いきなり、なんともジャンクな食
生活。でも、速攻・簡単・洗い物なし! たまにはいいやって感じです。
・・・ところが、そんな食生活が1週間も続いた頃、私はある変化に気がつきました。
それは何かというと・・・。
まず、なんだか突然、寝付きが悪くなりました。
普段の私は、枕に頭をつけたとたん、すぐに寝入ってしまうほど寝付きはいいんです。
不眠症は私の辞書にない!って思うほど。それがなかなか寝付けない。まだ8月だっ
たので多少の気温の暑さはあったものの、何度も寝返りをうって真夜中まで起きてい
るってことが続きました。
次に、足元が寒くて目が覚める日が何度かありました。
・・・実はこの数年、私は冬も布団いらず。
東京の機密性の高いビルに住んでいるせいもあって、冬も綿毛布とタオルケットの2
枚重ね。そんな薄い上掛けでも、朝、足元が寒いなと感じるのは一冬にほんの1~2
回。
前回の冬も、1度も厚い毛布や布団を引っ張り出すことなく春になったので、引越の
とき、思い切って布団を処分してしまったくらいです。
そんな真冬でも布団いらずだった私が、まだ秋にもなっていないのに、足元が冷たく
て目が醒める。
これはさすがに自分でもビックリしました。
こう、ハッキリと食生活の変化が身体にあらわれると、なんだか人体実験をしてるみ
たいで面白かったですが、やっぱり、夜は温かく、速攻で熟睡したいので、ジャンク
な甘い食生活はもうストップして、現在は、できるだけ、フルーツや野菜を多く食べ
る食生活に戻っています
季節的には、今のほうがよっぽど寒いんで、朝、トイレまで「寒い~!」って思いな
がら廊下を走ってますが、それでも、夜、身体が冷えて目が醒めるってことはないで
す。
私の短い体験をもって、全てを語るのはキケンですが、女性に多い「冷え性」や「不
眠症」って、もしかしたら、普段、なにげに食べているお菓子やケーキが原因かもし
れないですよ~。
砂糖って実はお菓子やケーキだけに入っているわけではなくて、例えば、お寿司、和
食、ソースやケチャップ類、パンなど、至る所に添加されているので、それを全てカ
ットするのは、積極的に排除する姿勢がないとなかなか難しいんですが、もし、冷え
性や不眠症で悩んでいる人がいたら、1度、ご自分の食生活に含まれる砂糖の量を見
直してみるのもいいかもしれません。
特にこれからは寒さが一気に強まりますからね。
夜、ソックスや腹巻きが必需品って方。
まずはキッチンからお菓子を一掃してみてはいかがでしょうか?
それではまた!
(有)テンプルビューティフル メルマガ166号 2006年10月23日配信